「バモス、クボ!」マドリーの15歳中井卓大がスタンドから久保建英にエール!“先輩”もすぐさま呼応して…

2019年09月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

いつの日かトップチームの舞台で並び立つか

日本が誇る若き至宝、久保(右)と中井(左)。ほぼ同世代のふたりがインスタ上でささやかな交流を果たした。(C)SOCCER DIGEST, Mutsu KAWAMORI

 現在レアル・マドリーのフベニールC(U-17チーム)に所属するMF中井卓大が、自身のインスタグラムを更新。日曜日にマドリード近郊のヘタフェを訪れ、プリメーラ(1部)のゲームを観戦したことを明かした。
 
 お目当てはやはり、ヘタフェの対戦相手であるマジョルカの日本代表MFだ。メインスタンドの最前列から2列目に陣取った15歳は、さっそく「ストーリー」に動画を投稿。「Vamos(頑張れ)! @takefusa kubo」と綴り、久保が前半19分に交代でピッチに登場する様子を紹介している。マジョルカは2-4で敗れたものの、久保は70分に左足の絶妙クロスで初アシストをマークした。
 
 そして投稿の4時間後だ。久保自身も「ストーリー」にピピこと中井のムービーを掲載し、エールに応えている。
 
 今夏に久保がマドリー入団を果たし、2学年下の中井とはいわば"ファミリー"となった。もちろん両選手は旧知の間柄で、プロトレーナーである木場克己氏や元Jリーガーの中西哲生氏を通して、ともにトレーニングをこなしたこともある。久保のスペイン移籍後に交流する模様などは伝わってこなかったが、SNS上ではやはり繋がっていたようだ。とりわけ中井にとってほぼ同世代の久保は身近な先輩であり、お手本としている存在なのかもしれない。

 
 中井はフベニールCでプレーし、近未来のトップ昇格を目ざしている。いつの日かスペインの地で切磋琢磨を続けるふたりのハポネスが、伝統の純白キットを纏ってプリメーラの舞台に並び立つのか──。期待せずにはいられない。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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