浦和、2年ぶりのACL4強進出!2戦合計3-3もアウェーゴール数で上回り上海上港を撃破!

2019年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

興梠のACL3戦連続ゴールで先制

興梠が大会通算25得点目となるゴールで浦和が先制。試合を優位に運んだ。(C) SOCCER DIGEST

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は9月17日、浦和レッズ対上海上港の準々決勝第2戦が埼玉スタジアムで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。この結果、2戦合計スコア3-3で、アウェーゴール数の差で浦和が4強入りを決めた。

 第1戦では、敵地で2-2と引き分けた浦和は、勝利すればもちろん、0-0、1-1で引き分けても2年ぶりの準決勝進出が決まる。浦和は守備陣の要、マウリシオが累積警告で出場停止となった一方、上海上港もエースのフッキが累積警告で出場停止。ともに主軸が欠場となった。

 試合は立ち上がりから、アウェーゴール数で劣勢の上海上港が攻勢に打って出た。浦和は粘り強い守備で相手の攻撃を凌いでいく。すると39分、浦和は関根貴大のクロスから興梠慎三が頭で合わせてネットを揺らす。浦和が興梠のACL3戦連発、そして大会通算25得点目(大会最多)となるゴールで先制し、2戦合計3-2とリードした。

 前半は1-0と浦和がリードして終了。迎えた後半も、序盤は上海上港が前掛かりに攻める。そして60分、左サイドのユー・ハイのクロスからワン・シェンチャオが左足ボレーで合わせネットを揺らす。上海上港が同点とし、2戦合計でも3-3と追いつくが、アウェーゴール数で依然、浦和の優位は変わらない。
 
 浦和は終盤、逆転を狙って反撃に出る上海上港に対して、懸命のディフェンスでゴールを死守する。86分にはファブリシオに代えて武藤雄樹を投入。前線にフレッシュな選手を入れて試合を締めにかかる。

 そして浦和は1-1のスコアを動かさず、タイムアップ。2戦合計スコアを3-3とし、アウェーゴール数の差で上海上港を上回った浦和が準決勝進出を決めた。浦和は2年ぶりのベスト4進出となった。

 準決勝は第1戦が10月1日・2日、第2戦が同22日、23日に行なわれる。

【ACL PHOTO】浦和 1-1 上海上港|2年ぶりの4強進出!アウェーゴール数で上回り上海上港を撃破!
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