「恥さらし」「欧州全体で彼との交渉は止めるべきだ」ユナイテッドOB、G・ネビルがポグバの剛腕代理人を酷評!

2019年09月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ライオラと交渉する必要はない」

マドリー行きが噂されていたポグバ(右)。ユナイテッドOBのネビル(左)は代理人と手を切るべきと主張した。 (C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのポール・ポグバはこの夏、レアル・マドリーなどへの移籍が取りざたされた。最終的にはユナイテッドに残留したが、同朋ジネディーヌ・ジダンが率いる"白い巨人"への移籍を巡る噂は後を絶たない。

 絶対的な主力であるポグバの去就がつねに騒がれる状況は、ユナイテッドにとって望ましいことではないが、噂が落ち着く気配はない。そんななか、元ユナイテッドのレジェンド、ガリー・ネビルは、ポグバの代理人であるミーノ・ライオラの存在が問題と考えているようだ。

 英スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』によると、ネビルはノルウェーのメディアに対する取材に「ポグバは移籍を望んでいることを明確にしてしまった。彼の代理人が恥さらしなんだ」と発言したという。

「ユナイテッドにとってだけじゃない。欧州全体で不快な思いをしている人たちがたくさんいる。総じてクラブはライオラと仕事をするのをやめるべきで、私はユナイテッドはライオラと交渉する必要などないと考えている。ライオラは選手の環境を整えるためと移籍金を上乗せするように仕組むが、同時に自分のために巨額の手数料を取ろうとするのが、彼のやり方だ」

 さらに、ネビルは「ユナイテッドにとってはひどい話だ。彼はポグバは世界でもっとも有名かつ最高の選手のひとりだが、毎週新しい問題が出てくるだろう」と、ライオラの存在がポグバのパフォーマンスにも影響するとの見解を示した。

「いつも論争があるじゃないか。本人のせいじゃないかもしれないが、クラブにとってはとんでもないことだ。だからこそ、サー・アレックス・ファーガソンは、ライオラの扱う選手を冷たく客観的に取り除く時があったのさ。クラブでは、全員が同じ方向を向いて進んでいなければいけないんだ」

 たしかに、ユナイテッドを長年率いた名将は、クラブを最優先するためにビッグネームでも切り捨てる一面があった。果たして現ユナイテッド監督のオレ・グンナー・スールシャールは、ポグバをどのように扱っていくのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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