「彼の経験は無視できない」仏メディアが“得点源”を失ったマルセイユに無所属の本田圭佑獲得を進言!?

2019年09月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベン・アルファやメネズらとともに選ばれる

いまだ新天地が決まっていない本田圭佑。そんなサムライ戦士にフランス・メディアが着目した。 (C) Getty Images

 日本サッカー界のカリスマは、どこへ行くのか――。

 今年6月にオーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団し、いまだ所属先が決まっていない本田圭佑。来夏に行なわれる東京五輪への出場を目指すと公言している本人は、以前からヨーロッパでのプレーを希望しているとされている。

 そんななか、ここにきて獲得の可能性が指摘されたのは、リーグ・アンの古豪マルセイユだ。フランス・ラジオ局『RMC』が報じている。

 今月1日に行なわれたサンテティエンヌ戦(リーグ・アン第4節)で、故障明け間もなかったフランス代表MFフロリアン・トバンが、再度、足首を負傷。検査の結果、手術の必要性があると判明したため、年内の復帰が厳しくなっている。

 昨シーズンのリーグ・アンで16ゴール・8アシストと好成績をマークしていたトバン。そんな得点源の離脱という痛手を負ったマルセイユだが、すでに移籍市場は閉まっているため、新たに他クラブから選手を獲得することができない状況にある。そこで、本田を含めたフリートランスファーとなっている選手に白羽の矢が立っているというのだ。

 本田の以外にも、アテム・ベン・アルファ、ジェレミー・メネズ、ルイス・ホルトビー、そしてジョナタン・ビアビアニーを候補に挙げた同メディアは本田について、「ビアビアニーもそうだが、ホンダの経験はマルセイユにとって無視できない」と綴り、次のように続けている。

「CSKAモスクワやACミランでプレーし、カンボジア代表も指揮する33歳のプレーメーカーは、6月にメルボルン・ビクトリーを退団している。だが、問題は、彼がトバンとは異なるピッチ中央で主にプレーするということだ」

 マルセイユには、日本代表MFの酒井宏樹も所属しており、二人がチームメイトになることがあれば、興味深い共演となることは必至だ。

 果たして、33歳のサムライ戦士は、本当にマルセイユへ行く機会を得るのだろうか。今後の動向に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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