アザールがついにリーガデビュー!マドリーは3‐0から2点を奪われる冷や汗ものの勝利

2019年09月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半で勝負を決めたかに思われたが…

60分からピッチに立ったアザール(中央)。惜しいチャンスを作り出した。(C) Getty Images

 9月14日に開催されたラ・リーガ第4節で、レアル・マドリーがホームでレバンテと対戦した。

 前節のビジャレアル戦で2試合連続のドローに終わり、開幕3戦で勝点5と波に乗りきれないマドリーは、故障で出遅れていた新戦力のアザールが初めてベンチに入った。

 そのマドリーは序盤からレバンテを押し込み、主砲ベンゼマを中心に、次々にチャンスを作り出す。20分過ぎには、ショートカウンターからルーカス・バスケスが決定機を迎えるも、これはGKフェルナンデスの好守に防がれる。

 均衡を破ったのは25分だった。右SBカルバハルが左足で上げたクロスをベンゼマがヘッドで叩き込み、先制点を奪う。

 その6分後には、ハメスの冷静なラストパスを受けたベンゼマが、ワントラップして左足で落ち着いて決めて、あっさり追加点。41分にも、鮮やかなパス回しから最後はヴィニシウスの折り返しをカゼミーロが流し込んで3点目を奪い、前半で勝負を決めたかに見えた。
 
 しかし49分、レバンテにレンタル中のマジョラルに1点を返されると、その後も最終ラインがばたつき、ピンチを招く。

 再び流れを取り戻したいマドリーは、ハットトリックを狙ったベンゼマのシュートがポストに弾かれた直後の60分に、アザールを投入。すると、このベルギー代表FWが得意のドリブルから惜しいシュートを放つなど、決定機を作り出す。

 だがなかなか4点目が決められず、75分にはショートコーナーからメレロに決められて失点。1点差に追い上げられる。

 その後はオープンな展開が続くが、両軍ともフィニッシュの精度を欠き、ゴールを奪えない。結局、後半アディショナルタイムのピンチをGKクルトワのセーブで防いだマドリーが、3‐2で冷や汗ものの勝利。何とか勝点3をモノにした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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