Jリーグが8月のベストゴールを発表!J1では神戸FWが決めた「まるで映画のシーン」のような一撃!J2からは弾丸ミドル

2019年09月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

J1の受賞ゴールはイニエスタの超正確なロングフィードが起点に

8月度のJ1ベストゴールを受賞した神戸の田中。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは9月12日、各月のリーグ戦において、最も優れた得点を表彰する「月間ベストゴール」8月度の受賞ゴールを発表した。
 
 J1のベストゴールは、フェルナンド・トーレスの現役ラストマッチとなった24節・鳥栖対神戸の一戦から、22分に田中順也が決めた神戸の3点目だ。
 
 自陣での田中の落としを、アンドレス・イニエスタがボレーで50m超のロングフィード。このボールが右サイドを走る古橋亨梧のもとへピタリと収まり、中央に走り込んでいた田中にラストパス。これを田中が左足の鋭いシュートでネットに突き刺した。
 
 このゴールの選考理由ついて日本プロサッカーリーグ副理事長・原博実氏は「イニエスタからの浮き球を逆サイドまでのボレーでのパス。古橋の仕掛け、そして田中順也の一振り。まるで映画のシーンのような、素晴らしいゴール」と称賛した。
 
 またJ2からは、29節・岐阜戦で柏のクリスティアーノが決めた、弾丸ミドルシュート。J3からは、19節・FC東京U-23戦で鳥取の林誠道が華麗に決めた、ヒールキックでの得点が受賞している。
 
 なお、J1の田中(神戸)の得点は、12月に開催予定の2019Jリーグアウォーズで表彰される、「年間最優秀ゴール賞」の候補となる。
 
 各受賞者のコメントは以下の通り。
 
【J1】
田中順也(神戸/FW)
「アンドレス(イニエスタ選手)のパスが大きかったです。アンドレスの閃きで相手は相当驚いたと思いますし、最後、亨梧(古橋選手)も優しいパスをくれたので、皆のおかげです。得意の左足を迷いなく振れる状況を生み出してくれた仲間に感謝したいです」
 
【J2】
クリスティアーノ(柏/FW)
「あのゴールは、自分の後ろにいたサイドバックの川口選手がボールを奪い、自分にボールを出してくれた。そこでターンしながらボールをコントロールし、瞬時の判断で、自信のある強烈なシュートを決められた。またゴールの隅に決めるのは簡単ではないし、自分でも評価できるゴールでした。あとは私の興味で、あのシュートが時速何kmだったのか、教えてほしいですね。先月の月間MVP受賞の際に、次もレイソルの誰かが選ばれるように、と話しましたが、今月はネルシーニョ監督とオルンガ選手と共に受賞することができて本当に嬉しく思います。次の9月もいい結果を残し、またレイソルの選手が受賞できるように引き続き頑張ります」
 
【J3】
田中順也(鳥取/MF)
「この度、2019明治安田生命J3リーグ8月度月間ベストゴールに選出していただきありがとうございます。これからもチームとしても個人としても、もっと良い結果が出せるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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