【日本代表】W杯2次予選の初戦は過酷な戦いに。敵地ミャンマーの環境に大迫勇也も驚き

2019年09月08日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「自分たちのなかで整理して臨みたい」

9月8日は試合会場で練習を行なった日本代表。大迫はピッチの状況などを説明した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 9月10日、日本代表はカタール・ワールドカップの2次予選の初戦、ミャンマー戦を迎える。会場は敵地・トゥウンナスタジアム。ミャンマーは現在、雨期にあたり、どんよりとした雲が一日中、広がっており、スコールに見舞われるのも日常茶飯事。高温多湿の厳しい環境となっている。
 
 さらにピッチコンディションも良好とはいえず、9月8日、日本代表は本番のピッチで調整を行なったが、大迫勇也は「昨日(スタジアムに隣接した練習場)に比べれば、良いんじゃないですか」という言葉に止めた。
 
 さらに日本のエースは、「思ってた以上の環境。すごいとしか言いようがないくらい悪く、まさかな部分もあるように感じるが、そこはしっかり認めて、自分たちのなかで整理して臨みたいです」と、チームが置かれている状況を端的に語った。
 
 もっとも主力としてワールドカップ予選はすでに経験しており、初戦に向けても「そんなに独特な雰囲気はないと思っている」とキッパリ。
 
 当日も雨が降る確率が高く、ピッチは荒れ、パスを回しにくい展開になりそうだが、「そこは試合前に森保(一監督)さんからしっかり話があると思いますし、出るメンバーが意思統一できればと思います」と意気込んだ。
 
 4年前の2次予選初戦はホームでシンガポールと引き分ける波乱の船出となったが、今回はキッチリ勝点3をモノにできるか。アウェーの地で真価が問われる。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
【日本代表 練習PHOTO】ミャンマー戦へ向けて、試合会場となるトゥウンナスタジアムで汗を流す!
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