「パリSGは最悪のチョイスだった」イカルディの電撃移籍に妻のワンダ・ナラが“爆弾発言”!

2019年09月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

なぜ、パリSG移籍は“最悪”なのか?

愛する夫イカルディ(右)のパリSG移籍を決めた代理人のワンダ・ナラがまたも物議を醸す発言をした。 (C) Getty Images

 花の都パリですら、マウロ・イカルディの妻ワンダ・ナラにとっては「最悪」の新天地だったようだ。

 昨シーズンに首脳陣と衝突し、インテルで構想外となったイカルディは、今夏の移籍マーケット最終日となった9月2日(現地時間)に、パリ・サンジェルマンにレンタル移籍した。6年を過ごしたミラノを離れ、フランスの首都を新たに拠点とする決断を下したのだ。

 一方で、ワンダ・ナラは先日、自身のSNSで「学校初日」と子どもたちの写真を投稿。家族はミラノに残り、夫イカルディが単身赴任となったことを暗に公にした。

 イカルディ夫妻がインテル残留や、移籍する際はユベントス以外を受け入れない姿勢だった理由には、家族のためにミラノを拠点とした生活を変えたくなかったからとみられている。ワンダ・ナラはイタリアのテレビ番組「Morfi, todos a la mesa」で、イカルディの移籍後初めて口を開き、「選択肢の中でパリSG移籍はわたしにとって最悪のチョイスだった」と述べている。

「なぜ、最悪かって? それは、子どもたちと行き来しなければいけなくなるからよ。でも、わたしは彼のことを考えたの。イタリアの多くの重要なクラブが彼のことを望んだし、そちらを選ぶほうが、ずっと快適だったんだけどね」

 サプライズの移籍先として注目されていた母国ボカ・ジュニオルス行きについては、「いつかマウロにはボカでプレーしてほしい。でも、今回はボカから真剣な提案はなかった」と話している。

 代理人業にも勤しむワンダ・ナラは、イカルディ以外の選手のマネジメントについて問われると、「できないわ」と答えている。

「友人の旦那さんたちとか、何人か提案されたけど、私は利益のためにやっているんじゃない。マウロへの愛情で(代理人を)しているの」

 愛する夫のためにパリSGを選んだというワンダ・ナラだが、「最悪のチョイスだった」という発言は、今夏にネイマールの移籍騒動で揺れ、クラブへの忠誠心というものに敏感となっている新天地のサポーターの反発を招くことも懸念されるが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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