前代未聞! 財政問題を抱えるマラガが岡崎慎司との契約解消を正式発表! 気になる新天地は…

2019年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

同じスペイン2部のウエスカが有力とも

マラガとの契約を解消した岡崎。はたして今季はどこでプレーするのか。(C) Getty Images

 現地時間9月2日に迎えた欧州主要リーグの移籍期限最終日、スペイン2部のマラガが発表したのは、日本代表FWの岡崎慎司との「契約解消」だった。

 まさに異例の事態だ。昨シーズンいっぱいで契約満了となったレスター・シティを離れ、今夏にマラガへ移籍した岡崎だが、前途洋々だった状況はすぐさま一変する。サラリーキャップ制度を導入しているラ・リーガから、既定の選手年俸の上限を超えていたマラガに対して、選手の登録を制限する処分が下されたのだ。岡崎は新戦力であるにもかかわらず、公式戦に出場するための登録ができないまま、約1か月の時を過ごした。

 そして今回、マラガはクラブの公式サイトで「彼は"青と白"ではプレーしない。我々は契約関係を解消した。オカザキの未来においての幸せを祈っている」と発表。33歳のサムライ戦士は前代未聞の結末で、アンダルシアの古豪を去ることとなった。

 とはいえ、フリーの身となったことで、岡崎は自由に交渉ができるようにもなる。マラガの地元紙『La Opinion de Malaga』は1日の時点で、同じスペイン2部のウエスカとの交渉が進展中であると伝えていた。

 マラガでの入団会見で、「スペインでサッカーがしたかった」と希望を口にしていた岡崎。はたしてその夢を叶えられるのだろうか。今後の動向から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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