【J1ベストイレブン】タレント軍団を手玉に取ったチャナティップが初のMVP!J初ゴールを挙げた同胞ティーラトンも選出

2019年09月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

首位FC東京からは2シーズンぶりに得点を挙げた高萩を初選出

【25節のベストイレブン】

 J1リーグは8月30日~9月1日にかけて、第25節の9試合が行われた。ここでは今節の試合から、サッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。
 
 唯一無二の輝きを放ったのが、連勝中の神戸を3-2で下した札幌のチャナティップだ。
 
 ゴールもアシストもなかったとはいえ、好調・札幌の攻撃陣で"違い"を作り出し、得点につながる仕掛けで、タレント軍団を手玉に取ったタイ代表MFを今節のMVPとした。
 
 そのチャナティップとともにタイ代表に選出された、横浜のDFティーラトンは、守備では体格で勝るG大阪のパトリックを相手に堂々と渡り合い、さらに待望のJリーグ初得点を挙げるなど、小さくない存在感を発揮した。
 
 G大阪に3-1で快勝した横浜からはもうひとり、ティーラトンとともにハードな守備を見せたチアゴ・マルチンスをチョイス。また、後半頭から投入された遠藤渓太は、相手に傾きかけた流れを引き戻し、勝利を決定づける3点目を奪った活躍を評価した。
 
 同じく途中交代ながら、古巣の浦和戦でPKを誘発し、自ら同点弾を叩き込んだ湘南の梅崎司もメンバーに加えた。
 
 その他、4-0と清水に完勝した鹿島から好パスを連発したセルジーニョ、不敗記録を11試合に伸ばした広島からは、ともに圧巻のゴールを奪ったFWレアンドロ・ペレイラと柏好文、勝点3を上積みした首位のFC東京から2シーズンぶりに得点を挙げた髙萩洋次郎を選んだ。
 
 GKには、大分戦でファインセーブを連発して勝点1奪取に貢献した松本の守田達弥を、DFのもう一枚は、堅い守備で川崎を破ったセレッソ大阪で攻守に躍動した瀬古歩夢をチョイスした。

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