「脳がイカれたタックル」「ハーフタイムに売れ!」PKを献上したアーセナルMFジャカにサポーターやOBから容赦ない批判が殺到!

2019年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

本人はSNSを通じて謝罪

ソン・フンミンへの痛烈なタックルでPKを献上してしまったジャカ。エメリ監督はそんなジャカを庇ったが…。 (C) Getty Images

 現地時間9月1日に行われたイングランド・プレミアリーグ第4節、アーセナル対トッテナムのノースロンドンダービーは、2-2のドローに終わった。

 ホームのアーセナルは前半、苦しい立場に追い込まれた。前半10分にクリスティアン・エリクセンに先制点を許すと、39分にはグラニト・ジャカがエリア内でソン・フンミンを倒してPKを献上。これをハリー・ケインに決められ、2点を先行されたのだ。

 ペナルティーエリアの中でソンにレイトタックルを仕掛け、不用意にPKを与えたジャカのプレーには、容赦ない批判の声が浴びせられている。英紙『Daily Mail』によれば、SNSではサポーターから公式アカウントに向けて「ハーフタイムに売れ!」、「もう終わりだ。完全に脳がイカれた愚かなタックル」、「初めてゲームで遊ぶ子どもの守備みたい」といった怒りや呆れの声が多数届いているという。

 評論家たちも手厳しい。欧州スポーツチャンネル『Sky Sports』に出演していたトッテナムOBのグレアム・スーネスは、「いつでも足を地面から離すな。これはプロの選手が1週目で教わることだぞ。ボックス内ならなおさらだ。あれじゃソンに倒れてもらうために仕掛けたも同然だよ。ジャカはもう26歳の選手だ。恥ずべきだね」と痛烈に批判した。

 また、ユナイテッドOBのレジェンドであり、"ご意見番"として知られるガリー・ネビルも「彼は26歳だ。なぜ経験豊富な選手として振る舞えないのか。まったくの狂気だよ。彼は毎シーズン、毎週のように過ちを繰り返している。何も学んでいない」と辛口で評した。

 この試合でアーセナルとサポーターにとって幸いだったのは、前半終了間際にアレクサンドル・ラカゼットが1点を返し、後半にはピエール=エメリク・オーバメヤンが同点弾を決めて引き分けに持ち込み、勝点1をもぎ取ったことだろう。

 試合後、ジャカはSNSを通じてサポーターに感謝を述べつつ、「PKに関しては僕のミスだ」と綴った。そして、「自分自身に怒っている。だが、決して諦めたりはしないで前を向くよ!」と発信している。

 今後は代表ウィークを挟み、アーセナルは次節、9月15日に行なわれるワトフォード戦に挑む。ジャカは、このミスを返上する活躍ができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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