「君が神だ!」「クルゼを超える」圧巻2発の大迫勇也を現地メディアもサポーターも絶賛!

2019年09月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制点&決勝点でチームを勝利に導く

ブレーメンにとっては待望の今季初勝利。大迫もサポーターやスタッフらと喜びを分かち合った。(C) Getty Images

 現地時間8月31日、ブンデスリーガ第3節が行なわれたブレーメン対アウクスブルク戦は、前者の3-2勝利に終わった。

 試合は攻守が目まぐるしく変わる展開。開始6分、勢いに乗るホームのブレーメンは大迫が先制点をマークするも、5分後にすぐさま追いつかれてしまう。21分にはジョシュア・サージェントのゴールで再びリードを奪い、34分に相手が退場者を出して俄然優位に。しかし後半開始直後の47分に一瞬の隙を突かれ、2-2の振り出しに戻されてしまう。

 なかなか敵の健闘を崩せないなか、勝ち越し弾をねじ込んだのが大迫だ。67分、ヌリ・シャヒンが左サイドに展開すると、SBマルコ・フレドリルが逆サイドへ山なりのクロスを送る。これにフリーで走り込んだ大迫が右足のハーフボレーで鮮やかに合わせ、ネットに突き刺した。結果的にこれが決勝点となり、ブレーメンは今季リーグ戦の初勝利を挙げたのだ。

 勝利の立役者となった大迫を、現地メディアも絶賛している。

 ドイツ紙『Frankfurter Allgemeine』は「力強い大迫がブレーメンに3ポイントをもたらす」と報じ、「4万41人が詰めかけたスタジアムで、ブレーメンは完璧なスタートを切った。(ニクラス・)フュルクルクからのパスを受けた日本人は、アウェーチームのわずかな隙を見逃さずに先制ゴールを叩き込んだ。数的不利となったアウクスブルクのほうが出来で勝っていたが、ブレーメンで唯一力強さを発揮した大迫の2ゴールによって勝利を手繰り寄せた」と綴った。

 また、ブレーメンの地元紙『Weser Kurier』は「なんて試合だ! 退団した(マックス・)クルゼの役割を完璧に引き継いだ大迫が、ディフェンスに震えるチームを救う」と称賛。現地メディア『SPORTSCHAU』も「大迫がチームを救い上げた」と評している。

 現地サポーターも大迫の活躍にもろ手を挙げて喜び、公式アカウントには「神の子!君が神だ!」「このまま行けば、サコはシーズン前半だけでもクルゼを超える存在になる」「文句なしにMOMだ」など、熱狂的な声が寄せられた。

 今日の試合で、昨季のリーグ戦得点数(3ゴール)に早くも並んだ大迫。絶好調のストライカーは週明けに森保ジャパンに合流し、9月5日に行なわれる親善試合のパラグアイ戦、そして10日に行なわれるワールドカップ・アジア2次予選のミャンマー戦に臨む。2連戦での躍動にも期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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