C大阪が川崎との上位対決を制し3連勝!鈴木孝司のJ1初ゴールが決勝弾に!

2019年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

鈴木が投入からわずか4分でJ1初得点となる決勝ゴール!

J1初ゴールを挙げたC大阪の鈴木孝司。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは9月1日、第25節の3試合を各地で開催。ヤンマースタジアム長居ではC大阪対川崎の一戦が行なわれ、C大阪が2-1で上位対決を制した。

 アウェー2連戦で連勝した好調のC大阪は、練習中の怪我で負傷離脱した清武弘嗣に代わり柿谷曜一朗がスタメンに。8月は勝利がなく、この試合に勝って弾みをつけたい川崎は、前に小林悠、阿部浩之、家長昭博、中村憲剛と30代のベテランメンバーを配置して勝点3を狙う。
 
 川崎は逆転優勝へ、C大阪はACL出場権獲得へお互いに負けられない一戦は、開始直後の2分に試合が動く。C大阪の左のCKから、ゴール前で瀬古歩夢が足を伸ばして合わせる。相手GKがボールをかき出すも、ゴールラインを割った判定に。瀬古のJ初ゴールで幸先良くホームチームが先制する。

 追いつきたい川崎は、"らしい"軽快なパスワークで主導権を握ると13分。右サイドからの家長のクロスに、GKが飛び出してパンチング。このこぼれ球に反応した阿部浩之が左足を振り抜くと、強烈なシュートがネットに突き刺さる。川崎があっという間に同点に追いつく。
 
 川崎は、その後もほとんどの時間を敵陣でプレー。何度も好機を作るも、リーグ最少失点のC大阪のコンパクトな守備に遭い、なかなかシュートまで持ち込めず。1-1で前半を折り返した。

 後半立ち上がりの50分、C大阪はブルーノ・メンデスを下げて、今夏に加入した鈴木孝司を2トップの一角に投入。

 すると、この新戦力がさっそく結果を出す。54分、右サイドのレアンドロ・デサバトがマイナスにクロスを供給すると、ニアサイドで鈴木が反応。しっかりとヘディングで合わせて、J1初ゴールとなる追加点を挙げる。
 
 再び1点をリードしたC大阪は、81分にもカウンターから田中亜土夢がGKとの1対1まで持ち込むが、決め切ることができず。川崎の繋いで崩す攻撃に苦戦する場面もあったが、粘り強い守備で最終局面ではアタッカーに仕事をさせず、2-1のまま試合終了。
 
 この結果、C大阪は3連勝で6位に浮上。川崎は6試合勝利なしで5位に一つ順位を落とした。次節、C大阪は13日にアウェーで浦和と、川崎は14日にホームで磐田と対戦する。

【C大阪 2-1 川崎 PHOTO】瀬古、鈴木共にJ1初ゴール!C大阪が3連勝で6位浮上!
 
【C大阪笑顔 PHOTO】ホームで上位対決を制し3連勝!移籍後初ゴールの鈴木孝司もサポーターの声援に応える!

 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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