痛恨のPK献上でドローに終わったバルサ。16歳FWの「クラブ史上最年少ゴール」も実らず3試合で勝点4の低調なスタートに…

2019年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピケのハンドでPKを献上

ファティ(右)のキャリア初ゴールなどで一時は勝ち越したバルサだったが……。(C) Getty Images

 現地時間8月31日に行なわれたラ・リーガ第3節で、バルセロナが敵地でオサスナと対戦した。

 前節、ベティスに5-2の大勝を飾ったバルサは、その時と同じ11人が先発。故障中のメッシ、スアレス、デンベレはベンチ外となった。

 開始7分、その王者がいきなり手痛い一撃を食らう。自陣左サイドからブランドンに正確なクロスを送り込まれると、これをロベルト・トーレスにボレーで決められ、先制を許す。

 3戦連続で先制点を奪われたバルサは、オサスナのアグレッシブな守備な苦しみ、なかなか決定機が作り出せない。前半はシュート2本(枠内シュートはゼロ)に抑え込まれた。
 
 流れを変えたいバルサは後半、右SBのセメドに代えて、前節にクラブ史上2番目の若さでデビューを飾った16歳のファティを投入。すると、この策が見事に奏功する。51分、右サイドのカルレス・ペレスからのクロスにこのフェティがヘッドで合わせ、同点ゴールを奪う。

 超新星の「クラブ史上最年少ゴール」で追いついたアウェーチームは、すかさずラフィーニャに代えてアルトゥールを送り込む。そして63分、このブラジル代表MFの狙いすましたシュートで逆転に成功する。

 交代策が見事に的中し、逆転に成功したバルサだったが、逃げ切ることができない。ピケのハンドで与えたPKをR・トーレスに決められ81分に追い付かれる。

 その後に訪れた決定機をC・ペレスが逃し、試合は2-2で終了。バルサは開幕3試合で勝点4と低調なスタートとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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