「僕のプロ意識に意見しないでくれ」ルカクがユナイテッドOBからの“太り過ぎ批判”に猛反論!

2019年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「常に一生懸命にハードワークしてきた」

インテルでさっそく結果を残しているルカクが古巣OBからの批判に応戦した。 (C) Getty Images

 8月8日にマンチェスター・ユナイテッドからインテルに8000万ユーロ(約100億円)で移籍したロメル・ルカク。退団を認めるまでトレーニングに参加しないという強硬手段を講じたことで、ユナイテッドOBからは非難が相次いだ。

 その筆頭が、辛口なコメントで知られるガリー・ネビルだ。自身のツイッターで「ルカクは、太りすぎて100キロ以上の重さがある。彼はインテルで得点を決め、うまくやるだろう。だが、プロ意識の欠如はチームに伝染してしまう」と辛辣に批判した。

 しかし、そんな声に対して、ルカクは自身のインスタグラムで、「おデブちゃんにしては良すぎるかな?」と暗に反論するような肉体美を公開。今月26日に行なわれたレッチェとのセリエA開幕節では移籍後初ゴールを決め、ピッチ上でも批判を一蹴するようなパフォーマンスを披露した。

 そらに、現地時間8月30日には、英公共放送『BBC』のインタビューで、「僕のプロ意識に対することは意見しないでもらいたいね」と、G・ネビルへ反論してみせた。

「ネビルは僕のフィットネス・コンディションについて話すことはできるが、僕のプロ意識については何も言えないと思うよ。それについて彼が言えることは何もない。僕は常に一生懸命働き、自分を改善しようとハードワークを重ねている。ジョゼ・モウリーニョの時も、ロベルト・マルティネスの時もだ」

 そして、「去年は悪い年だった。でも、それはサッカー界では起こり得ることだから前に進む必要があったんだ」と移籍を決断した理由を語ったうえで、こう続けた。

「僕だって彼が評論家だということは分かっている。彼はあの手のことを言って報酬を受け取っている。一方で僕はサッカーをすることで給与を貰っている。もちろん僕らは成長した男同士だし、今はインテルのためにベストを尽くすことしか考えていない」

 そのインテルで、まずは上々のスタートをきったルカク。新天地で結果を残し、周囲を黙らせることができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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