ACL連覇を狙う鹿島、広州恒大との初戦は粘りの0-0ドロー! 再三のピンチを凌ぎ、ホーム決戦へ

2019年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

再三のピンチを凌ぎスコアレスドローに持ち込む

後半途中に投入された上田は好機を創り出したもののゴールには及ばず。写真:徳原隆元

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝第1戦、広州恒大対鹿島アントラーズは8月28日、広州天河スタジアムで行なわれ、0対0の引き分けに終わった。

 鹿島は怪我から復帰したレオ・シルバが7月13日のJ1・19節の仙台戦以来となるスタメン出場。日本代表MFの三竿健斗とボランチでコンビを組んだ。一方の広州は"中国代表"に招集されたエウケソンのほか、ブラジル代表のパウリーニョ、タリスカといったタレントが順当に名を連ねた。

 試合は序盤、レオ・シルバが際どいミドルシュートを放つなど鹿島が攻勢に出るが、出方を窺っていたホームの広州も、超満員に膨れ上がったスタンドの声援を受け、徐々に反撃。パウリーニョ、タリスカらのキープ力を起点に、鹿島ゴールに襲い掛かる。30分にはタリスカの目の覚めるようなボレーシュート。ここは、GKクォン・スンテがパンチングでセーブ。直後には中国代表のウェイ・シーハオが抜け出すも、再びクォン・スンテが1対1のシーンでビッグセーブを見せ、難を逃れた。

 前半は鹿島守護神クォン・スンテの好セーブもあり、0-0で終了した。

 迎えた後半は、広州がさらに攻撃のギアを上げ、鹿島を押し込んでいく。前半同様、タリスカとパウリーニョ、さらには中国代表のキャプテン、チェン・チーがゴールを窺う。しかし、鹿島もディフェンス陣を中心にタイトな守備で応戦。広州に得点を許さず、終盤へ突入する。

 結局、試合は0-0の引き分けに終わった。
 
 第2戦は9月18日、舞台を鹿島のホーム、県立カシマサッカースタジアムに移して行なわれる。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事