バルサ、212億円超えの買い取り義務付きレンタルでネイマール復帰の最終交渉へ! 27日が“運命の日”に?

2019年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

一部ではネイマールとパリSGが関係修復とも?

パリSGの全体練習には参加しているネイマールだが、試合出場は認められておらず、今シーズンはいまだピッチに立てていない。 (C) Getty Images

 現地時間8月25日に行なわれたトゥールーズ戦で、キリアン・エムバペとエディンソン・カバーニの負傷離脱が判明したパリ・サンジェルマンは、かねてから抱えていたネイマールの去就問題も終着点が見えていない。

 だが、欧州の複数メディアによると、現地時間8月27日が、本人の希望と囁かれているバルセロナ復帰が実現するかの重要な一日となるかもしれないようだ。

 パリSGはこれまで、2度にわたってバルサのオファーを断ったと言われている。地元紙『Le Parisien』の報道としてスペイン『Marca』紙が伝えたところによると、パリSGはバルサに対して、ウスマンヌ・デンベレとネウソン・セメドに1億ユーロ(約125億円)を加えた条件を求めているという。

 一方で、スペイン『AS』紙は、パリSGがレアル・マドリーに所属する俊英FWヴィニシウス・ジュニオールを望んでいると報道。だが、米メディア『ESPN』によれば、バルサはこの度、3度目かつ最後のオファーを提示。その内容が1年後に1億7000万ユーロ(約212億5000万円)を支払う買い取り義務つきレンタルだとしている。

 様々な情報が錯そうしているが、いずれにしても、バルサは27日にパリSGと交渉に臨む。『Marca』は、すでにスポーツディレクターのエリック・アビダルやオスカル・グラウCEOといったバルサの幹部たちがパリに到着したと伝えている。

 スペインとフランスの移籍マーケットがクローズするのは現地時間9月2日と、すでに1週間を切っているだけに、今回の交渉がラストチャンスとなる可能性は小さくない。『Marca』は、27日が鍵となる「ネイマールデーになる」と評した。

 その動向にはバルサの宿敵レアル・マドリーや、クリスチアーノ・ロナウドを擁するイタリア王者ユベントスも関心を寄せているとされるなかで、ネイマールの2年ぶりのバルサ復帰は実現するのか。ネイマールとパリSGの関係修復に動いているとの報道もある中、27日の交渉の行方から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事