「クボ? これがベストな手段だった」レンタル移籍をした久保建英にジダン監督がコメント!マジョルカでの成長を願う

2019年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2部Bという舞台は相応しくない」という意見が

ジダン監督(左)の下で4試合に出場した久保。マジョルカでの武者修行を選択した。(C)Getty Images

 現地時間8月22日、レアル・マドリーの久保建英がラ・リーガ1部のマジョルカに1年の期限付き移籍をすることが決定した。

 今夏にFC東京からマドリーに籍を移した18歳の日本代表FWは、トップチームのプレシーズンキャンプに帯同。4試合(103分)に出場したテストマッチでは、スター選手に混じって年齢を感じさせない堂々たるプレーを披露した。

 ジネディーヌ・ジダン監督も一定の評価を与えていたが、EU外選手の3枠が埋まっていることもあり、「クボはカスティージャ(2部B=実質3部に属する)に籍を置きながら、トップチームの練習に参加させる」との意向を明らかにしていた。

 ただ、クラブの内部には、「クボには2部Bという舞台は相応しくない。レンタル移籍をさせて1部でプレーするほうがいい」という意見も根強く、最終的には久保本人の意向でマジョルカへの移籍が決まったと見られている。
 
 そんななか、そのジダン監督が記者会見の中で、久保のレンタル移籍について問われ、次のように返答した。スペイン紙『AS』が報じている。

「我々は選手にとってベストな選択を望み、この手段を採ることにした。クボがマジョルカで成長し続けてくれることを願っているよ」

 AS紙によると、久保はマドリー戦にも出場できる契約となっている。10月に行なわれるラ・リーガ第9節での対戦で、ジダン監督の前で成長した姿を見せられるか。その第一歩となるラ・リーガのデビュー戦は、早ければ現地時間8月25日のレアル・ソシエダ戦となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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