【G大阪】5戦連続ドローも“追いついて”の引き分けはポジティブ? パトリックの見解は?

2019年08月23日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「僕たちはポテンシャルを見せられたと思う」

結果には決して満足していないだろうが、鹿島相手のドローにパトリック(18番)は確かな手応えを掴んだはず。写真:滝川敏之

[J1リーグ24節]鹿島2-2G大阪/8月24日/カシマ
 
 4戦連続ドローで迎えたアウェー鹿島戦で、G大阪はアデミウソンのゴールで幸先良く先制に成功する。その後、2点を奪われて逆転されるも、パトリックのPKで追いついてみせる。最終的に2-2の引き分けとなり、これで5戦連続ドローとなったが、過去3戦とは異なり、"粘り強く追いついて"の勝点1だった。
 
 以前、苦しい状況は続いているが、それでも今回は少なからずポジティブな結果だったのではないだろうか。貴重なPKを決めたパトリックの見解はこうだ。
 
「タイトル争いをしているチームに対して、ここまでできるということは、僕たちはポテンシャルを見せられたと思う。井手口選手、宇佐美選手も帰ってきて、それは僕自身もそうです。僕たちがもっとチームの中に溶け込んでフィットし始めたら、チームは上に上がっていくと思っています」
 
 次の横浜戦で6試合ぶりの白星を得られれば、強豪相手に掴み取ったこの勝点1も無駄にはならないだろう。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【鹿島 2-2 G大阪 PHOTO】G大阪が敵地で先制。鹿島に逆転を許すもPKで追いつきドロー決着
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