浦和は先制するもホームで手痛い逆転負け…反町監督の采配が“ズバリ”ハマった松本が11試合ぶり白星!

2019年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制に成功するも松本のシステム変更に対応できず…

先発復帰で前半はさすがのゲームメークを見せていた柏木だが、無念の負傷交代となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月23日、フライデーナイトJリーグ(金J)として浦和レッズ対松本山雅を開催。埼玉スタジアム2002で行なわれた一戦は、1-2でホーム浦和の敗戦に終わった。
 
 立ち上がり、松本のシンプルな攻撃でゴール前まで迫られた浦和だったが、サイドを起点に徐々に押し込み始めると、19分にファブリシオの今季初ゴールが決まる。
 
 グラウンダーのクロスにファブリシオが倒れ込みながらも上手く合わせて1-0と先制に成功した。
 
 浦和のペースで試合が進むも、追加点が奪えない中、久々の先発復帰となった柏木陽介が64分に負傷交代してしまう。
 
 後半途中から松本がシステムを3-4-2-1から3-5-2に代えると、同点に追いつく。
 
 75分、阪野豊史がペナルティエリア近くで競り合ってヘディングすると、浦和の槙野智章が触り、クロスバーに当たったボールはそのままゴールに吸い込まれた。
 
 ホームで負けられない浦和は、宇賀神友弥に代えて関根貴大。ファブリシオに代えて長澤和輝を投入し、攻勢に出る。しかし、一瞬の隙を突かれて手痛い失点を喫してしまう。
  
 クロスを下がりながらもダイレクトで打った、高橋諒の完璧なハーフボレーが決まり83分に松本が2-1と逆転に成功する。

 前節も土壇場で追いつかれてしまっていた松本だったが、気持ちの入ったプレーで浦和の猛攻を防ぎ、そのまま逃げ切った。

 この結果、暫定ながら、浦和は順位は変わらず10位のまま。11試合ぶりに勝利した松本も17位は変わらないものの、降格圏脱出へ一歩前進した。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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