トーレス引退試合でイニエスタが美技連発も…左足を負傷し前半途中で無念の交代に

2019年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

PK弾に、50メートル超のダイレクトパスを通すも…

イニエスタは美技連発の前半だったが、終盤に左足の腿裏を痛めて退いた。写真:滝川敏之

 J1リーグは8月23日、各地で24節の3試合を開催。駅前不動産スタジアムでは、サガン鳥栖対ヴィッセル神戸の一戦が行なわれている。

 フェルナンド・トーレスの現役ラストマッチとして注目を集めたカードはしかし、同じスペイン代表として活躍した盟友のアンドレス・イニエスタが躍動。前半から随所に鋭いパスを供給すると、1点リードで迎えた20分には古橋亨梧が倒されて得たPKをイニエスタが落ち着いてGKの逆を突いて決め、2点目を奪う。

 さらに圧巻だったのは直後の22分、イニエスタは浮き球をダイレクトで田中順也にパスすると、折り返しのボールをダイレクトで60メートルはあろうかというロングフィード。これが逆サイドを走る古橋の元へピタリ。サポートに入った田中が古橋からのパスを受けて左足を振り抜くと、豪快なシュートでネットを揺らす。イニエスタの驚愕の超ロングパスから3点目が生まれた。

 しかし、圧巻のプレーを続けたイニエスタだが、42分過ぎに左足の腿裏に痛みを感じプレーをストップ。そのまま負傷交代となってしまった。前半は3対0のまま、神戸リードでハーフタイムに入った。躍動感のあるプレーを続けていたイニエスタだけに、なんとも惜しい途中交代となった。

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