「プロジェクト次第で…」元ユーベMFマルキージオ、日本でプレーする可能性について語る!

2019年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「イタリアではプレーしない」

ゼニトを退団し、現在はフリーのマルキージオ。新天地はどこに?(C) Getty Images

 ジャンルイジ・ブッフォンはこの夏、パリ・サンジェルマンとの契約を延長せず、1年でユベントスに復帰した。だが、ゼニト・サンクトペテルブルクとの契約を解消した元同僚のクラウディオ・マルキージオは、古巣に戻ることを考えていないようだ。

 ユーベに対する愛情を失ったのではない。むしろ、ユーベを愛するからこそ、マルキージオは「イタリアの別のクラブでプレーすることはない」と述べた。

 マリオ・バロテッリを獲得したブレッシァからの関心も取り沙汰された元アッズーリMFだが、イタリア衛星放送『Sky Sport』のインタビューで、「これまでやってきたことに一貫していたい」と話している。

「イタリアで別のユニホームは着ない。だから、考慮できるのは、国外からのオファーだけだ」
 
 マルキージオは現役続行も明言した。リハビリは「ほぼ終わり」の段階にあるという。では、新天地はどこになるのだろうか。

 コンタクトが報じられたクラブのひとつが、中国の江蘇蘇寧だ。だが、オーナーの蘇寧グループはユーベの宿敵インテルのオーナーでもある。ユベントスで育ったマルキージオは、その点を考慮せざるを得ないと認めた。

「蘇寧がインテルのオーナーとしてイタリアでやってきた仕事は評価している。でも、これほどインテルと近い関係なら、(移籍先として)選ぶうえで冷静にはなれないね」

 マルキージオは以前から日本行きの噂も絶えない。また、ビッグネームがキャリアの幕引きに中東に向かう例は多い。日本や中東のクラブを選ぶ可能性について、マルキージオは「プロジェクト次第だ」と答えている。

「僕はいつもオファーの裏にあることを見ようと努めてきた。金銭面だけでなく、住む街や、なにより、本当のプロジェクトを持った真剣なクラブかどうかを見るんだ」

 33歳の元イタリア代表のお眼鏡にかなうプロジェクトを提示できるのは、どのクラブだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 
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