ペップ、カンテ、スターリングら世界的名手たちの“意外な愛車”を英紙が一大特集!

2019年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

カンテはレスター時代に購入した中古車を現在も

左上から時計回りにペップ、カンテ、ヴェルメーレン、スターリング。彼らのクルマに対する価値観やいかに!? (C)SOCCER DIGEST,Getty Images

 ワールドクラスの名手たちと切っても切れない関係にあるのが、世界に名だたるスーパーカーである。まさにプロフットボーラーの成功の証のひとつであり、複数のゴージャスカーを所有する選手も少なくない。
 
 そんな目の保養になるスター選手たちの愛車コレクションを随時紹介しているのが、英紙『The Sun』だ。しかしながら今回は、少し趣が異なる。番外編として「高給取りなのにリーズナブルなクルマをチョイス!」している選手たちをピックアップ。彼らの週給とクルマの価格を比較しながら、その凄まじいギャップを伝えている。

 同紙がトップで紹介しているのが、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督だ。自宅から練習場への行き来に活用しているのが、日産の電気自動車『LEAF』。同監督の年俸は世界トップクラスの2000万ポンド(約26億円)とも言われ、一方で『LEAF』の価格は2万8000ポンド(約364万円)とのこと。プライベートの暮らしぶりがかなり質素とされるペップだけに、この選択はさほど意外に感じられないか。
 
 今回の特集では、さらにふたりの名手が日産車を運転していたことが判明。インテルのアントニオ・コンテ監督と、この夏にヴィッセル神戸に加入したベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンである。どちらもプレミアリーグ時代に乗車していたもので、前者は『DUKE』を、後者は『FIGARO』を所有していた。

 同紙によるとヴェルメーレンはアーセナルと新契約を結んだ際、当時の僚友であるロビン・ファン・ペルシに「いいかげんもっと良い車に乗り換えたらどうだ?」と勧められたが、「いや、僕はこれが好きなんだよ」と言い放ち、大事に乗り続けたという。

 
 そのほか、シティのイングランド代表DFジョン・ストーンズは、週給10万ポンド(約1300万円)に対して、市場価格がおよそ5000ポンド(約65万円)というクラシックな『MINI』に乗っている。チェルシーのフランス代表MFエヌゴロ・カンテもクルマにはカネをかけないタイプのようで、愛車は『MINI COOPER S』。新車で購入すれば2万ポンド(約260万円)の額面だが、同紙は「レスター・シティ時代に手に入れたものをいまでも愛用している。中古で買ったため、2万ポンドよりうんと安い金額だっただろう」と記している。

【PHOTO】やはり機能性を重視!? ペップ、カンテ、スターリングら名手たちが選んだ"コンパクトな愛車"を公開!

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