長谷部誠、鎌田大地が先発に揃い踏み! フランクフルトは開幕節で手堅く勝利、白星スタート

2019年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

鎌田は2シャドーの一角で先発、攻撃の起点に

FK、CKのキッカーを務め、指揮官からの信頼の厚さを感じさせた鎌田(右)。自らシュートするシーンは少なかったが、積極的に前線で躍動。 (C)Getty Images

 現地時間8月17日、ブンデスリーガ開幕節のフランクフルト対ホッフェンハイム戦が行なわれ、ホームのフランクフルトが1-0で勝利した。

 昨季から定位置を確保している長谷部誠はリベロで先発。また、シント=トロイデン(STVV)へ1年の期限付き移籍からレンタルバックした鎌田大地も先発に名を連ねた。

 試合は開始から動く。1分、左からのCKをショートコーナーでつないだフィリップ・コスティッチが中央へクロスを送る。これにダイレクトで合わせたのが、昨季アウクスブルクからのレンタル加入で活躍したマルティン・ヒンターエッガー。今夏にフランクフルトに完全移籍したヒンターエッガーのダイレクトボレーが鮮やかに決まり、試合が幕を開けた。

 その後、コスティッチが絶好機を逸すなどフランクフルトは攻め続けるが、追加点を奪えない。少しずつアウェーチームの勢いにおされて流れが傾いた41分、セットプレーからホッフェンハイムが1点を取り返す。

 これで試合を振り出しに戻したかと思いきや、VARの判定によりオフサイドで無効に。フランクフルトとしてはひやりとした場面となったが、前半はリードしたまま折り返すことに成功する。

 後半は、ホッフェンハイムが少しずつ主導権を奪う気配を見せるが、長谷部ら最終ラインとGKケビン・トラップが奮闘しゴールラインを割らせない。フランクフルトは前線のアンテ・レビッチ、左ウイングバックのコスティッチ、鎌田らで崩そうと試みるが、フィニッシュまで持ち込むもゴールを割るまでに至らず、もどかしい展開が続く。

 その後、鎌田は71分にゴンサロ・パシエンシアと交代でピッチを退いた。試合終盤にホッフェンハイムが怒涛のカウンターから90+2分にはゴールを一度割られるも、またしてもオフサイドでノーゴールに。アディショナルタイム4分で耐えて1点を守り切ったホームチームが、開幕節の勝利を手にした。

 フランクフルトは22日にヨーロッパリーグ予選のプレーオフ第1レグを戦い、24日にはアウェーでリーグ戦第2節レッドブル・ライプツィヒと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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