名古屋、ジョーカー赤﨑秀平の劇的弾で土壇場ドロー!松本は10試合ぶりの白星を目前で逃す

2019年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

80分に松本が先制するも、90+2分に名古屋が同点弾

切り札の赤﨑がチームを救う同点弾を決めた。写真:徳原隆元

 J1リーグ23節の松本山雅FC対名古屋グランパスが18日、サンプロ・アルウィンで行なわれ、1-1の引き分けに終わった。
 
 松本は5月26日の13節・名古屋戦から9戦連続で未勝利。この負の流れを止めるべく挑んだホームゲームで、FW永井龍が先制点を挙げる。
 
 スコアレスで迎えた80分、センターサークル付近でボールを受けたセルジーニョが、敵DFラインの裏を狙ってスルーパス。ここに走り込んだストライカーが冷静にGKとの1対1を制し、右足でゴールに流し込んだ。
 
 このゴールには松本の反町康治監督も会心のガッツポーズを見せ、前半から度々チャンスを迎えていた永井自身もサポーターの下に駆け寄り、歓喜を分かち合った。
 
 しかし、名古屋も意地を見せる。失点後の82分に投入されたFW赤﨑秀平が、終了間際の90+2分に仕事をやってのけた。
 
 最終ラインのエドゥアルド・ネットが左足で正確なフィードを前線に送ると、赤﨑が巧みにスペースに抜け出し、飛び出してきたGKの鼻先でヘディングシュート。これがネットを揺らし、スコアをタイに戻した。
 
 そのまま試合は1-1で終了。松本は目前まで迫っていた10試合ぶりの白星を逃し、名古屋は劇的な終了間際のゴールで勝点1を拾った。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事