「狂ったのか?」「愚か者多すぎる」元同僚ゼコの契約延長を祝福して批判を受けたナインゴランが猛反論!

2019年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ちゃちゃっと説明しておきたい!」と反論

古巣であるインテルのサポーターに“攻撃”を受けたナインゴランは猛反論を展開した。 (C) Getty Images

 元チームメートである友人が契約延長を祝福し、それを古巣サポーターから罵倒されたらどう思うだろうか――。この夏、インテルからカリアリにレンタル移籍したラジャ・ナインゴランのことだ。

 昨夏にローマからインテルに加わったナインゴランだが、移籍金3800万ユーロ(約48億6400万円)という期待に見合うパフォーマンスを見せられず……。わずか1年でチームを離れ、一部のインテリスタからは白い目で見られている。カリアリ移籍後に本人が「彼らが間違えたと示す」と口にしたことに、眉をひそめたインテル・ファンもいるだろう。

 そのナインゴランは先日、ローマ時代の同僚エディン・ゼコが古巣と契約を延長したのを受け、SNSで祝福の言葉を綴った。だが、これがインテル・サポーターの怒りを買ってしまう。ゼコはインテルがこの夏を通じて獲得を狙っていた選手だからだ。

 あるファンは、ゼコの契約延長を祝うナインゴランの投稿に「恥ずべき」、「これが自分を受け入れ、つねに擁護してくれたクラブへの感謝の仕方か」と批判している。

 これに対し、ナインゴランは現地時間8月17日、「インテルを侮辱したことはないし、これからもすることはない。ゼコを祝福したらいけないのか?インテルへの侮辱なんて無関係じゃないか。2019年だというのに、みんな狂ってしまったのか?」と反論した。

「この世界にはあまりに愚か者が多すぎるから、ちゃちゃっと説明しておきたい。クラブは関係ない。ただ友人であり、元チームメートというだけだ。目を覚ませ」

 さらに、ナインゴランは、「ルカクの時は最高だと言われ、ゼコの時はクソッタレにされる」と、インテルのロメル・ルカク獲得を祝福した時との反応の違いを指摘している。

 ところどころに過激な言い回しがあるものの、ナインゴランの主張は正しいように思われるが……。いずれにしろインテリスタとの溝は深まるばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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