ブンデス開幕節でブレーメンはデュッセルドルフに完敗! 大迫勇也は決定機に絡むも…

2019年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

大迫はフル出場ながらも開幕戦は敗北

デュッセルドルフに警戒され、激しいマークのなかでプレーしていた大迫。得点チャンスはモノにできず。 (C) Getty Images

 現地時間8月15日、ブンデスリーガ2019-20シーズンが開幕。オープニングゲームとなったバイエルン対セルタ・ベルリンの一戦が明けた翌16日、大迫勇也が所属するブレーメンはホームにデュッセルドルフを迎えた。

 プレシーズンから先発を任されている大迫は4-3-3の3トップ中央で先発。CFの役割を担いながらもフィールドを幅広く走り回り、チームの攻撃を操った。一方のデュッセルドルフでは、アベルカンプ真大がベンチ入りを果たした。

 12分、大迫がCBを引き付けてぽっかりと空いた左サイドから、左SBフリードルの縦パスで抜け出したヨハネス・エッゲシュタインがゴールを決めるも、オフサイドで無効に。17分には右サイドからエッゲシュタインのアーリークロスに大迫が飛び込むも合わずに、ゴールを割ることができない。

 31分、33分にも大迫が絡んで決定機を演出するも得点に至らず、チャンスを逸し続けた結果、36分にデュッセルドルフに先制ゴールを許してしまう。

 だが、後半開始早々の47分に、DFのミスを見逃さなかったミロト・ラシチャがボールを奪って中央にクロスを放り込む。これにJ・エッゲシュタインが頭で合わせ、1ー1と試合を振り出しに戻した。

 しかし、52分には再びケナン・カラマンに豪快なゴールを決められ、1-2と再び突き放され、64分にもゴールを許し、スコアは1ー3に。

 大迫もたえず走り回りながら50分、68分と立て続けに決定機に絡むが、あと少しのところでGKに阻まれる展開が続き、フィニッシュが決まらない。

 ブレーメンは70分にはクラウディオ・ピサーロ、ハノーファーから獲得したニクラス・フュルクルクらを投入して2点差を追う。だが、守備が手薄になり、デュッセルドルフのカウンターを食らい、あわやというシーンも。
 
 試合はそのまま1-3で終了。大迫は最終的にはインサイドハーフにポジションを変えて奮闘したが、勝利を呼び込むことはできなかった。ブレーメンは昨季から維持していたホームでの無敗記録もストップした。

 数々のチャンスは作りながらも黒星スタートとなったブレーメン。次節は8月23日にアウェーでホッフェンハイムと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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