浦和戦初出場のイニエスタが決定的なパスを連発!酒井高徳も移籍後即先発し、3-0の勝利に貢献

2019年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和は興梠のJリーグ400試合出場のメモリアルマッチに華を添えられず

初の浦和戦となったイニエスタは決定的なパスを連発した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは8月17日、各地で23節の7試合を開催した。ノエビアスタジアム神戸で行なわれた、ヴィッセル神戸対浦和レッズの一戦は3-0で神戸が完勝した。

 これまで浦和戦は欠場が続いていたイニエスタが先発で初対戦。また、先日加入したばかりの酒井高徳も左のウイングバックで先発に名を連ねた神戸は、イニエスタが決定的なパスを連発する。

 しかし、セットプレーからのフェルマーレンのシュートがポストに嫌われ、浦和の槙野やGK西川に身体を張って守られる。

 しかし、前半アディショナルタイムに神戸が待望の先制点を奪う。

 イニエスタの長いパスに抜け出した田中順也がシュート。一旦は浦和DFに止められるも、長い距離を走ってきた古橋がこぼれ球をゴールへ流し込み、1-0で前半を終えた。
 
 後半に入っても攻勢を続ける神戸は、イニエスタの強烈なシュートがポストに当たる不運もあったが、59分、ロングボールをゴール前で受けた山口蛍が、冷静に切り返しての移籍後初のゴールが決めて2-0と突き放す。
 
 さらに田中がペナルティー内でファウルを受けPKを獲得。89分にそのPKをイニエスタが落ち着いて決めて3-0とリードを広げ、浦和の反撃も新加入フェルマーレンを中心にシャットアウトした。

 試合はそのまま3-0で神戸の勝利。神戸は6試合ぶりの勝点3で、完封勝利は8試合ぶり。この勝利で順位を14位に上げた。

 一方、3連続引き分け中だった浦和はこの敗戦で4試合勝星なし。順位は暫定ながら10位のままとなった。J1で400試合出場となった浦和のFW興梠慎三はシャドーの位置で見せ場を作れず途中交代。メモリアルな試合は苦い記憶となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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