現地時間８月14日、スペイン２部のレアル・サラゴサは週末のテネリフェ戦を控えた記者会見を実施。23歳のディフェンダー、カルロス・ニエトが出席した。

　ニエトはプレシーズン中もレギュラーとして出場し、今シーズンの活躍を期待されている新鋭だ。「厳しいプレシーズンだったけれど、１部昇格という目標のために、皆でいい準備ができたと思う」と語り、開幕戦への意気込みを新たにした。

　また、記者からは９日に加入が発表されたばかりの香川真司に関する質問が飛んだようだ。現地紙『El Desmarque』サラゴサ版が報じている。

　ブンデスリーガのドルトムントに別れを告げ、かねてからの希望であったスペインへ渡った香川。お披露目イベントには約7000人のサポーターが集結し、現地では早くもフィーバーの兆しを見せている。

　ニエトは、「カガワの（契約）サインについてどう思った？」と問われ、このように返答した。

「チーム全員にとって、エキサイティングな契約だったと感じている。僕はファンやメディアと同じように驚いた。

　ただ、このチームでプレーすることは、シンジにとってはいいアピールの場になるのではないかと思うし、クラブにとっても大きな助けになることは間違いない。ロッカールームにシンジがいると、僕らもうれしくて興奮するよ（笑）。まだ少ししか過ごしていないけれど、彼はとても順応性のある人で、シンプルにサッカーがうまいと思った」

　スペイン２部リーグは８月16日に開幕し、テネリフェ戦は17日に行なわれる。はたしてこの試合で香川がデビューを飾るのか。現地でも注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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