【天皇杯3回戦】浦和が2度のPKを沈めてラウンド16へ進出!水戸は終盤の決定機を決め切れず…

2019年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

3ゴールすべてがPKに

浦和をラウンド16進出に導く2ゴールを挙げたファブリシオ。(C)SOCCER DIGEST

 8月14日、各地で天皇杯の3回戦が開催。ケーズデンキスタジアム水戸ではJ1・10位、浦和対J2・6位、水戸の一戦が行なわれ、浦和が2-1で勝利を収めた。
 
 2000年のJ2第41節以来、5度目の対戦となったこのカード。序盤からお互いに何度もゴール前にボールを運び、どちらに勝敗が転んでもおかしくない展開に。

 なかなか思い通りに試合のリズムを握れない浦和は53分、水戸のジョーにPKを決められ、先制を許してしまう。しかし、天皇杯連覇を狙う浦和は65分にPKを獲得。ファブリシオが決めて同点とする。

 さらに81分、右サイドからペナルティエリア内にカットインした関根貴大が浅野雄也に倒され、今日3回目のPKに。キッカーのファブリシオが落ち着いてゴール左に沈め、逆転ゴールを挙げる。
 
 その後はなんとしてでも追いつきたい水戸が猛攻を仕掛ける。終盤には黒川淳史のボール奪取から、自らがゴール前に持ち込みシュートを放つが、GK西川周作のスーパーセーブに阻まれた。直後のCKではGKの村上昌謙が惜しいヘッドを2度放つも決め切れず。

 結局、最後まで粘り強い守備で守り切った浦和が勝利し、ラウンド16へ駒を進めた。一方、水戸は現在リーグ戦4試合白星なしと調子を落としており、弾みをつけたい一戦だったが、3回戦で姿を消すことになってしまった。
 
 ラウンド16の対戦カードは、16日に行なわれる組み合わせ抽選会で決定される。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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