7月度のJ1MVPは仙台戦で大爆発のセルジーニョ!J2、J3ともにブラジル人アタッカーが初受賞!!

2019年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「みんなで勝ち得た賞」セルジーニョはチームのコンディションの良さを強調

7月のJ1MVPはセルジーニョ(鹿島)。初受賞となった。写真:徳原隆元

 8月14日、Jリーグが7月の月間MVPを発表した。J1はセルジーニョ(鹿島)、J2はクリスティアーノ(柏)、J3はフェルナンジーニョ(鳥取)といずれもブラジル人選手の受賞となった。

 テクニカルディレクターのジーコの誘いを受けて、昨年7月に鹿島へ加入したセルジーニョは、2トップのレギュラーの座を得ると初年度から爆発。ACLでは5試合連続ゴールを決めるなど、一躍救世主となった。今季も得点能力の高さもさることながら、仲間を活かすプレーと、攻守で献身的な姿勢を披露し、7月の仙台戦では2ゴールをを含む、全4ゴールに絡む大車輪の活躍を見せた。
 
 選考委員の原博実氏は選出理由として「ケガ人や3人の海外移籍など、苦しいチームを最前線で引っ張った。とくに4得点に絡んだ仙台戦(第19節)のパフォーマンスは圧巻だった」と評価。
 
 また、J2部門選出のクリスティアーノに対しては「3得点 3アシスト。攻守両面で大活躍だった」とし、J3部門選出のフェルナンジーニョについては「Jリーグ通算300試合出場。38歳とは思えない若々しいプレーで7月4連勝の鳥取を引っ張る。得点のみでなく、チャンスメークも。全ての選手のお手本」とコメント。
 
 初受賞となった3選手のコメントは以下の通り。
【J1】
●セルジーニョ(鹿島/MF)
「このような賞をいただき、誇りに思いますし、うれしく思っています。受賞はチームメイトのパフォーマンスがあって自分のプレーにつながりますし、僕だけでなくチームのパフォーマンスも7月に上がってきているので、みんなで勝ち得た賞だと思います。選んでいただいた皆様には感謝したいと思います。常にプラス思考でやっていますが、チーム全員がユニットとして結束してやっているので、年末に向けて多くの目標を達成できるように全員で頑張っていきたいと思います」
 
【J2】
●クリスティアーノ(柏/FW)
月間MVPに選んでいただき、大変嬉しく思います。ただ、柏レイソルの選手が選ばれたということこそ、大きな意味や価値があると感じています。我々のサッカーがうまく機能していることの象徴だと思いますし、レイソルの好調ぶりを表していると思います。この8月も、私か、レイソルのほかの選手が受賞できるようにみんなで頑張って、結果を出したいです。レイソルサポーターの皆さん、毎試合応援ありがとうございます。サポーターを喜ばせることが我々の使命であり、これからも幸せを届けたいです。残りのシーズン、まずは第一の目標であるJ1昇格、そしてJ2優勝を成し遂げられるように、全力で戦っていきます。みなさんもぜひ後押ししてください
 
【J3】
●フェルナンジーニョ(鳥取/FW)

「月間MVPに選ばれてとても嬉しいですし、先月の試合を全て勝利出来たことも嬉しいです。いいプレーを出来るように支えてくれた仲間に感謝したいです」
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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