「クボには途轍もない才能がある。でも…」久保建英の獲得についてバジャドリーSDが注目発言!

2019年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

同僚のルニンはすでにバジャドリー到着

久保のバジャドリー移籍に進展はなし。やはりジダン監督が語ったように「カスティージャで試合に出て、練習はトップと行なう」のだろうか。(C)Getty Images

 現地8月13日、ローマ遠征から帰還したレアル・マドリーのトップチームが、週末のラ・リーガ開幕戦(土曜日のセルタ戦)に向けてトレーニングを再開。先週末のASローマ戦、さらにはカスティージャ(Bチーム)のテネリフェ戦にも出場しなかった久保建英は、この日もトップチームの面々とともにハードメニューを消化した。
 
 いよいよシーズン開幕が目前に迫るなか、久保が他の1部クラブにレンタル移籍する可能性はまだ残されているだろうか。最有力候補と取り沙汰されているのが、"怪物"の異名を誇ったロナウド氏が会長を務めるバジャドリーだ。限りある強化資金の元で、今夏はすでに11人の選手をローン契約で獲得。マドリーからはすでにCBハビ・サンチェス(22歳)とMFホルヘ・デ・フルートス(22歳)の若手2選手を借り受けている。
 
 さらにバジャドリーはマドリーから、久保とウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(20歳)のダブル獲りを目論んでいるとされる。ルニンのレンタル移籍決定が目前なのに対して、久保に関しては進捗がいまひとつ判然としない。クラブ内で久保を移籍させるか、チームに留め置くかで意見が真っ二つに分かれているとの報道もあった。
 
 そんななか、スペイン全国紙『MARCA』が突撃取材を試みた。バジャドリーの強化責任者であるスポーツディレクター、ミゲル・アンヘル・ゴメス氏に質問をぶつけたのだ。同紙は「バジャドリーはどうやらルニンについては手応えを掴んでいるようだが、久保に関しては道のりが険しそうだ」と記し、ゴメス氏のコメントを次のように紹介している。
 
「彼らふたりの名前がマーケットに上がっているのは疑いがない。ルニンはいまやリーガでもその特徴がよく知られたゴールキーパーだ。かたやクボも、途轍もない才能を持った選手だね。でも、現時点で、クボに関してはなにも起こっていないよ」
 
 マドリー側からなんら回答がないようで、どこか諦めムードのようにも聞こえてくるが……。

 
 さらにゴメス氏は「昨シーズン、我々は選手のサラリーに総額2400万ユーロ(約30億円)を費やしたが、今季はすでに3200万ユーロ(約40億円)に達している」と実情を明かし、「ロナウド(会長)にはもっと出してくれないかと嘆願しているが、まあ難しいだろう」と言って苦笑いを浮かべた。

 ちなみにこの記事を掲載した数時間後、『MARCA』紙はルニンがすでにバジャドリーに到着したと速報。1年間の期限付き移籍が正式に決まる模様だ。
 
 ラ・リーガの移籍期限は9月2日までとなっている。はたしてジネディーヌ・ジダン監督、そしてカスティージャを率いるラウール・ゴンサレス監督は、久保の"主戦場"に関していかなる結論を下すのだろうか。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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