FC琉球FW鈴木孝司がC大阪へ完全移籍!チームは15位低迷も、得点ランク2位の活躍でJ1へ“昇格”

2019年08月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームの開幕ダッシュを牽引!今季15得点の爆発ぶり

今季J2で得点ランク2位につける活躍を見せる鈴木がC大阪へ完全移籍することとなった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J2のFC琉球は8月13日、FW鈴木孝司がJ1のセレッソ大阪へ完全移籍することを発表した。

 現在30歳の鈴木は今季、FC町田ゼルビアから琉球に移籍。レギュラーの座を奪うと、開幕からその得点力を爆発させ、チームの開幕4連勝に貢献。自身も開幕6戦で8ゴールと量産した。チームは7節以降、勝ち星から見放され順位は下降。27節終了時で15位と低迷するが、鈴木はその後もコンスタントに得点を重ね、ここまで15ゴールとJ2得点ランキングの2位につける。その働きぶりが認められ、J1へ"個人昇格"する形となった。

 鈴木は琉球の公式サイトを通じて次のコメントを発表している。
「FC琉球に関わる皆様、この度セレッソ大阪に移籍することを決断しました。ここまで僕を成長させてくれたチームメイト、スタッフ、サポーターの皆さんありがとうございました。シーズンの途中でチームを去ることになってしまい申し訳ないです。沖縄に来て約半年しか経っていませんが、沖縄を、FC琉球を、めちゃくちゃ好きになりました。改めて人として選手として成長させてもらえたことに感謝しています。本当にありがとうございました。もっと成長できるように、頑張ってきます!!ありがとうございました。」

 一方、鈴木を獲得したC大阪は、22節終了時で勝点31の8位。首位・FC東京には勝点17差をつけられたが、来季のACL出場権獲得へ鈴木の得点力に大きな期待が懸かりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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