「その仕事が自分にはできないと認めるべき」補強失敗で批判を浴びるマンUのCEO、クラブOBをディレクターに招聘か

2019年08月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

退任を求めるツイートが…

TD候補に挙がっているファーディナンド氏。レジェンドの招聘でチームは変わるのか?(C)Getty Images

 プレミアリーグの移籍期限最終日、ロメル・ルカクをインテルに売却したマンチェスター・ユナイテッドは、代役と噂されたユベントスのマリオ・マンジュキッチを獲得することなく、マーケットの終了を迎えた。

 夏の補強が終わったことで、ユナイテッドは以前からの懸案事項であるテクニカルディレクターの選定を進めるようだ。英公共放送『BBC』が報じている。

 記事によると、3月28日にオレ・グンナー・スールシャール監督が正式な指揮官に任命された時に、クラブ関係者は新シーズン開幕前にテクニカルディレクターを決めると話していたという。
 
 以前、エド・ウッドワードCEOはOBのダレン・フレッチャーやリオ・ファーディナンドと面談している。BBCは、以降のコンタクトはなかったとしたうえで、ウッドワードCEOが両名をディレクター候補にとどめていると伝えた。ただし、まだオファーは出していないようだ。

 今夏のユナイテッドの補強に満足していないサポーターは少なくない。例えば、ブルーノ・フェルナンデスの獲得を望むファンは多かった。BBCによれば、8月8日のある時間帯では、ウッドワードCEOの退任を求めるハッシュタグのツイートが5万を上回り、英国のトレンド2位につけたという。

 あるファンは「世界最大のクラブを率いながら、6年仕事してタイトルに近づけなかったのなら、自分を見つめ、その仕事が自分にはできないと認めなければいけない」とツイート。フォロワー数がわずか150名強にもかかわらず、「いいね」は1800を上回っている。

 サポーターから批判を浴びているウッドワードCEOは、テクニカルディレクターを招聘することで、ファンが望む「強いユナイテッド」の復活を実現させられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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