現地時間８月９日、2019-20シーズンのプレミアリーグ開幕戦が行なわれ、リバプールがノーリッジをホームに迎えた。

　試合はいきなり動く。６分、左ウイングに入ったオリギのクロスを、ノーリッジのDFハンリーがまさかのクリアミス。これがオウンゴールとなり、今シーズンのリーグ第１号ゴールとなった。

　リバプールの追加点は19分。エリア内でサラーがフィルミーノとのパス交換から抜け出し、落ち着いてゴールに流し込んだ。

　さらにその９分後、サラーのＣＫにファン・ダイクがヘッドで合わせてあっさり３点目をゲット。力の差をみせつける。

　しかし、ここでリパプールにアクシデントが発生。ゴールキックの際に足をとられた守護神アリソンが右足を痛めて退場。新加入のアドリアンが交代でピッチに入る。

　嫌な空気が流れるなか、42分にまたしてもホームチームがネットを揺らす。アレクサンダー＝アーノルドのピンポイントクロスにヘッドで合わせたのはオリギだった。

　前半で勝負を決めたレッズは後半、４年ぶりにプレミア復帰を果たしたノーリッジに１点を返されたものの、反撃をこの１点に抑えて４-１の快勝。30年ぶりにトップリーグ制覇に向けて、幸先の良いスタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部