G大阪・食野亮太郎がマンチェスター・シティに完全移籍! 板倉滉に続くふたりめの日本人選手に

2019年08月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

東京五輪世代がまたひとりヨーロッパへ

G大阪下部組織出身の食野が、海外挑戦を決めた。写真:滝川敏之

 プレミア王者が目を付けた若きサムライがまたひとり、ヨーロッパに渡ることになった。

 J1リーグのガンバ大阪は8月9日、食野亮太郎がプレミアリーグ連覇中のマンチェスター・シティへ完全移籍すると発表した。イングランド・メディアによれば、すでに渡英しているという。

 食野はG大阪の下部組織出身で、2017年にトップチームに昇格。翌年にJリーグデビューを果たした。今季は12試合に出場し、3ゴールを記録している。5月11日のサガン鳥栖戦で決めた豪快なミドルシュートは「まるで(リオネル・)メッシのようだ」と称えられた。

 21歳という東京五輪を狙える世代ではあるが、これまでU-23日本代表に選出された経験はない。

 マンチェスター・シティは今年1月、川崎フロンターレから板倉滉を獲得。板倉は英国での就労ビザを取得できる条件を満たしていないため、現在は堂安律が所属するオランダ1部のフローニンヘンに2020年夏までの期限付きで加入している。

 おそらく食野の場合も現時点で就労ビザの取得が難しいため、ヨーロッパの移籍市場がクローズする8月31日までにレンタル先を探すことになるとみられる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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