現地時間８月７日、『MARCA』紙などのスペイン・メディアは、『El Chiringuito TV』が報じたこととして、久保建英がバジャドリーにレンタル移籍をすると一斉に伝えた。まだ、決定したわけではないが、１部でプレーする可能性が高まってきたようだ。

　サマーキャンプからトップチームに帯同し、プレシーズンマッチには４試合（103分間）に出場した日本代表FWは、18歳とは思えない堂々たるプレーを披露。評価はうなぎ上りで、先日MARCA紙が行なったアンケートでは、「トップチームでプレーすべき」と「１部の他のクラブにレンタルすべき」という意見が大半を占め、「カスティージャ（Bチーム。２部B=実質３部に所属）でプレーすべき」というそれはごく少数だった。

　ジネディーヌ・ジダン監督は、EU外選手枠（３枠）の問題もあり、「クボはカスティージャに籍を置き、トップチームのトレーニングに参加させる」とのコメントを残していたが、１部で経験を積ませたほうがいいと判断したか。
 

　この移籍報道を、現地ファンはどのように考えているのか。『AS』紙が公式ツイッターで、「久保にとってどんな決定がいいか？」として「カスティージャに残る」or「バジャドリーに移籍」の２択で意見を募っている。

　正確な数字は明らかになっていないが、「バジャドリーでプレー」のほうが明らかに上回っているようだ。また、次のような意見が投稿されている。

「１部こそ彼に相応しい」
「ウーデゴーもチェリシェフも（レンタルから）戻ってこなかった」
「ジダンが嫌いになった」
「カスティージャは無意味」
「バジャドリーはレベルを引き上げてくれる」

　久保がプレーするのはカスティージャかバジャドリーか――。その去就に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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