ルーニーが“選手兼コーチ”でイングランドへ電撃復帰!? 英メディアが一斉に報道した移籍先は?

2019年08月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

気になる移籍先はどこ?

昨夏からアメリカでプレーしているルーニーだが、約1年が過ぎ、母国復帰が間近に迫っているようだ。 (C) Getty Images

 チェルシーにフランク・ランパード監督を引き抜かれたチャンピオンシップ(英2部)のダービー・カウンティは、その後任に元オランダ代表MFのフィリップ・コクー監督を招聘した。

 だが、クラブはさらなる"指導者"を招く考えのようだ。現地時間8月5日に複数のイギリス・メディアが報じたところによると、その人物はアメリカMLSのDCユナイテッドとの契約を2シーズン残しているウェイン・ルーニーだという。

 英公共放送『BBC』や衛星放送『Sky Sports』によれば、ダービーは現在33歳のルーニーに「選手兼任コーチ」というポジションを用意しているという。その交渉の進展について前者が「どこまで進んでいるかは不明だがダービーは楽観的」と報じれば、後者は「交渉は進んだ段階」、「うまくいけば数日以内に決定」と伝えた。

『BBC』の取材に応じたコクー監督はルーニー加入報道について、「何も言えない。チームの完成に向けてハードワークしており、一部のポジションでベストの選手を見つけようとしている」と述べ、さらに「サッカーの世界では、契約がかわされるまでは話せないんだ」と明言を避けた。

 また、コクー監督は、『Sky Sports』でも「現時点では何も言えない。決まるまでは名前を言うことはできない」と話している。

「チームの戦力になり得ると考える選手はたくさんいる。つねに、クラブにあるリソースを最大限に生かそうとするものだ。あと数日でもっと何か言えることを願っている」

 ルーニーは以前から引退後の指導者転身を望んでいると明かしており、監督ライセンスの取得にも励んでいる。元イングランド代表ストライカーは、アメリカ大陸での冒険を1年で終え、新たな役割でイングランド・サッカー界に戻ってくるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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