ファーディナンドやペペよりも厄介だった選手とは?
プレミアリーグで何かと話題を起こしてきたクラッテンバーグ(左)が選んだのは、いずれも名手たちばかりだ。 (C) Getty Images
かつてプレミアリーグの名勝負を裁いたレフェリーの"告白"が話題を呼んでいる。
現地時間8月4日に英紙『The Sun』で、かつてプレミアリーグやチャンピオンズ・リーグの決勝でも笛を吹いたイングランド人審判のマーク・クラッテンバーグ氏が、「私が対処に苦しんだ最悪の5選手」と明かした。
同氏は、2016年に世界最優秀審判賞を受賞するなど実績は申し分がない一方、選手への暴言やプライベートでのスキャンダルなどで話題を呼ぶことも少なくない、いわゆる"お騒がせ審判"として知られている。
そんなクラッテンバーグ氏が、ジャッジをするうえで手を焼いた5人をピックアップし、その理由を綴っている。その顔触れはいずれもサッカー界で物議を醸してきた男ばかりだ。
現地時間8月4日に英紙『The Sun』で、かつてプレミアリーグやチャンピオンズ・リーグの決勝でも笛を吹いたイングランド人審判のマーク・クラッテンバーグ氏が、「私が対処に苦しんだ最悪の5選手」と明かした。
同氏は、2016年に世界最優秀審判賞を受賞するなど実績は申し分がない一方、選手への暴言やプライベートでのスキャンダルなどで話題を呼ぶことも少なくない、いわゆる"お騒がせ審判"として知られている。
そんなクラッテンバーグ氏が、ジャッジをするうえで手を焼いた5人をピックアップし、その理由を綴っている。その顔触れはいずれもサッカー界で物議を醸してきた男ばかりだ。
イェンス・レーマン(元アーセナルGK/元ドイツ代表)
「彼はいつも私にハードワークを課した。なにせ、ペナルティーエリアにつま先だけでも踏み入れた人たちと常に揉め事を起こすからね。CFたちはそれが分かっているからレーマンを怒らせようとしていた。私はそれをしっかりと注視しなければいけなかった。少しでも見逃せば、彼は相手選手を押し倒すんだ。ほんとに難しい選手だった」
リオ・ファーディナンド(元マンチェスター・ユナイテッドDF/元イングランド代表)
「ファーギー(アレックス・ファーガソン元監督)時代の彼はいつもマインドゲームを仕掛けてきたから厄介だった。おそらく彼は先の先のジャッジまで読んでいて、私や相手選手の気に障るようなことを言っていた。何か衝突したときは本当に仲裁するのが難しかった。私がもっと老練で賢かったら無視していただろうけど」
ペペ(現ポルトDF/ポルトガル代表)
「私のチャンピオンズ・リーグ決勝は彼に潰された。彼は誰かを退場させようといつも相手の攻撃陣をはめようと動いていた。だからいつだって厄介で、フットボールを裁こうとするうえでは邪魔でしかなかったよ」
ロイ・キーン(元マンチェスター・ユナイテッドMF/元アイルランド代表)
「彼はいつもフィジカル的で、ハードにいっていたから、信頼することなんてできなかった。例えば、アルフ=インジ・ハーランドへのタックルが良い例だ。彼が次に何をしでかすかは本当に分からなかった」
クレイグ・ベラミー(元マンチェスター・シティFW/元ウェールズ代表)
「長年にわたって私はワーストワンが誰かを考えてきたが、彼しかありえないね。彼はピッチ上で最もイライラしている男で、それを周りにぶつけていた。実に無礼な選手であり、全く関係のないことを言ってくるんだ。私も彼に対して過ちを犯したことがあるが、それ以上に彼が私に言ったことは受け入れられないものばかりだ」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部