「近い将来、バロンドール級に…」マドリー久保建英を伊大手紙が“世界若手ベスト60”に選出!

2019年08月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

27番目の評価。マドリーからは最多5名が選出

世界での声価と知名度をぐっと高めている久保。ガゼッタ紙もそのプレーぶりに賛辞を贈る。(C)Getty Images

 イタリアの大手スポーツ紙『La Gazzetta Dello Sport』が恒例の選手リストを公開した。世界中のU-20世代プレーヤーを審査し、厳選60名をランキング化。そこに日本人選手で唯一、レアル・マドリーのFW久保建英が選出された。
 
 トップに輝いたのはボルシア・ドルトムントのイングラン代表MFジェイドン・サンチョで、その後は2位マタイス・デリフト(ユベントス)、3位カイ・ハベルツ(バイヤー・レバークーゼン)、4位ヴィニシウス・ジュニオール(R・マドリー)、5位ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー)、6位ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン)、7位フィル・フォデン(マンチェスター・シティ)、8位ロドリゴ(R・マドリー)、9位ライアン・セセニョン(フルアム)、10位ラファエル・レオン(ミラン)と続く。
 
 注目の久保は、27番目に登場。以下が同紙の寸評である。
 
「"新たなメッシ"という呼び名を聞いたことがあるだろう。小柄ながら、左足を武器に創造性溢れるプレーを見せる。この夏のプレシーズンマッチでは毎試合のように印象的なパフォーマンスを披露し、ひとつの役割にとどまらず、サイドでも中央でも幅広く機能。切れのあるドリブル、正確なパス、トリッキーな仕掛けとレパートリーが多い。すでに日本代表でも特大の存在感を示している」

 
 さらに同紙はマドリーの若手トリオに言及。「マドリーはいま、世界でもっとも若手が光り輝いているクラブだ」と前置きし、「ヴィニシウス、ロドリゴ、そしてクボのうち少なくともひとりは、近い将来、バロンドール級に達する逸材たちだ」と持ち上げた。その割には同じマドリーのブラヒム・ディアス(21位)より、久保の順位のほうが下なのは気になるが……。
 
 ほかには、11位モイーズ・キーン(エバートン)、15位イ・ガンイン(バレンシア)、16位マテオ・ゲンドゥジ(アーセナル)、22位セルヒオ・ゴメス(ボルシア・ドルトムント)、34位アンドリー・ルニン(R・マドリー)と、いまをときめく面々が名を連ねている。マドリーからは久保を含めて最多5名がエントリーを果たした。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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