名古屋、2戦連続の後半AT被弾で10戦ぶりの白星を逃す… 浦和が土壇場の関根弾で追いつく!

2019年08月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

開始2分で名古屋が先制。移籍加入の太田が演出

今季FC東京から名古屋に移籍した太田はセットプレーから先制点を演出した。

 J1リーグは8月4日、各地で21節の3試合を開催。埼玉スタジアムでは、浦和レッズ対名古屋グランパスの一戦が行なわれ、2対2の引き分けに終わった。


 試合は序盤からいきなり動いた。開始2分、名古屋は太田宏介のCKからチャンスを広げ、最後は前田直輝のクロスに和泉竜司が合わせてネットを揺らす。10試合ぶりの白星を目指す名古屋が先制した。

 名古屋はさらに25分、ジョーを経由した攻撃から、ガブリエル・シャビエルが抜け出し、ファーサイドへクロスを上げると、前田がボレーで叩き込み2点目。名古屋が2点をリードする。

 ホームで2点のビハインドを負った浦和は前半終了間際、武藤雄樹のクロスに興梠慎三が頭で合わせ、ネットを揺らす。1点差に迫り、前半を折り返した。

 迎えた後半はややオープンな展開となり、互いにゴール前に迫る場面が見られるが、なかなかネットを揺らすには至らない。

 しかし後半アディショナルタイム、浦和は山中亮輔のクロスに関根貴大がヘディングで叩き込み、土壇場で同点に追いつく。結局、試合は2対2でタイムアップ。ともに勝点を1ずつ積み上げる結果となった。

 浦和は勝点を29として9位、名古屋は同27で10位と順位は変わらず。名古屋は前節のガンバ大阪戦と同様の形で、後半アディショナルタイムの失点で10試合ぶりの勝利を逃す結果となった。

【浦和 2-2 名古屋 PHOTO】土壇場の関根弾で追いつきドロー決着、試合前には優しさ溢れる槙野をキャッチ!
 

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