アーセナルが獲得したコートジボワール代表FWペペ、移籍金101億円はプレミア史上何位?

2019年08月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

リール2位躍進の原動力に

強豪クラブから引く手あまただったペペ。アーセナルで期待に応えられるか。(C)Getty Images

 現地時間8月1日、アーセナルはリールのコートジボワール代表FWニコラ・ペペの獲得を発表した。

 英紙『Telegraph』によると、契約金は2024年までの5年間で、移籍金は7200万ポンド(約101億円)。これはクラブ史上最高額で、プレミアリーグ全体でも、ポール・ポグバ(ユベントス→マンチェスター・ユナイテッド)の8900万ポンド(約125億円)、ロメル・ルカク(エバートン→マンチェスター・U)とフィルジル・ファン・ダイク(サウサンプトン→リバプール)の7500万ポンド(約105億円)に次いで、4番目の高額移籍となる。

 フランスで生まれ育ったペペはアンジェからリールに移籍した2017-18シーズンにブレイク。昨シーズンも、ともにチームトップの22ゴール・11アシストをマークする活躍で、2位躍進の原動力となった。

 ドリブルが得意なウイングながら、得点力が高いのも魅力。今夏の移籍市場ではアーセナルのほかに、マンチェスター勢やナポリ、バイエルンなども触手を伸ばしていたが、大枚を叩いたガナーズが争奪戦を制した格好だ。
 
 19番をつけることが決まった俊英は、クラブの公式ホームページを通じて次のように喜びを語っている

「ここにいることは簡単ではなかったので、とてもエモーショナルな気分です。これまでの長い道のりでたくさんの苦労をしてきましたが、この素晴らしいクラブとサインできたのは、そのご褒美なようなものです」

 また、クラブを率いるウナイ・エメリ監督は、次のようなコメントを寄せている。

「トップクラスのウインガーにサインすることは、この移籍期間における我々の重要な目標のひとつだった。彼が加わったことを嬉しく思う。チームの目標達成のために、速さ、パワー、そして創造性をもたらしてくれるだろう」

 スペイン代表MFダニ・セバジョスに続いて、ターゲットを手中にしたアーセナル。開幕に向け着々と準備を整えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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