ミランが「ポルトガルのエムバペ」を獲得! インテルなどとの争奪戦を制す

2019年08月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

人気銘柄の争奪戦をミランが制す。

ミランに加入したレオン。画像はレオンのインスタグラムより

 ミランは現地時間8月1日、リールからポルトガルU-21代表FWのラファエウ・レオン(20歳)を獲得したことを発表した。契約期間は5年間で、現地メディアによれば移籍金は3000万ユーロ(約37億5000万円)だという。

 スポルティングの下部組織出身のレオンは、18年2月にトップチームデビュー。昨夏にはリールに引き抜かれ、18-19シーズンは24試合で8得点・2アシストの成績を残す。今夏はインテルやローマ、エバートン、マルセイユなども狙う人気銘柄となったが、ミランが争奪戦を制した。

 CF、セカンドトップ、ウイングと攻撃的なポジションならどこでも機能するレオンの最大の武器は、相手を一瞬でぶっちぎる爆発的なスピード。フランスでは同年代のスーパースターにかけて「ポルトガルのキリアン・エムバペ」の愛称を頂戴したほどだ。
 
 今夏のミランはマルコ・ジャンパオロ新監督が導入した4-3-1-2システムに合わせて攻撃陣を再編中。レオンに加えてアンヘル・コレア(アトレティコ・マドリー)の獲得交渉も進行中で、放出はすでにウォルバ―ハンプトンに売却されたパトリック・クトローネに続き、アンドレ・シウバの放出が濃厚で、オファー次第ではスソやハカン・チャルハノールも換金される可能性が残っている。

 その中でセリエA初参戦のレオンはどんなパフォーマンスを見せるのか。要注目だ。

構成:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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