鹿島の東京五輪世代、平戸太貴が町田へ完全移籍。常勝軍団から期待の若手、今夏5人目の退団…

2019年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

5選手退団で、加入は2人。大学生Jリーガー上田綺世に期待が集まる

U-22日本代表候補の鹿島・平戸太貴。写真:滝川敏之

 8月1日、鹿島アントラーズから、MF平戸太貴が町田ゼルビアへ完全移籍することが発表された。
 
 平戸はこれまで、鹿島のジュニアから各年代に進み、16年にトップチーム入り。昨年まで17年、18年の2年間にわたり、町田に期限付き移籍をしており、今季鹿島に戻ってきたばかり。来年の東京五輪への出場を狙う世代のひとりで、2017年のU-20日本代表にも選出されていた。
 
 新しいチャレンジを決意した平戸は、鹿島の公式サイトでこうコメントしている。
 
「トップチームでは約1年半、ありがとうございました。鹿島ジュニアの頃からずっとアントラーズと共に人生を歩み、1人の人間として、サッカー選手として大きく成長できましたし、心から感謝しています。僕自身、もっともっと成長して上を目指して頑張ります。今まで熱い応援、本当にありがとうございました!」
 
 移籍先で、昨年まで馴染みのある町田の公式HPでのコメントは以下の通り。
 
「この度、完全移籍で加入することになりました。FC町田ゼルビアと共に大きくなり、成長し、J1昇格という目標に向かって戦うという覚悟を持って加入を決めました。選手・スタッフ・サポーター、皆で一つになって戦っていきましょう!応援をよろしくお願いします!」
 
 鹿島はJ1で3位(20節終了時)につけ、優勝争い真っただ中だが、今季これで5人目の退団者。5人全員が25歳以下とこれからが嘱望される期待の若手が多かっただけに、常勝軍団の今後の補強戦略にも注目が集まる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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