清水が“カカ2世”と呼ばれていたブラジル人FWを獲得! 2012年には鹿島でもプレー

2019年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

2011年、京都所属時には天皇杯決勝に導くゴールも!

京都や鹿島でも活躍したドゥトラ。写真:上野雅志

 J1の清水エスパルスは7月31日、ジュニオール・ドゥトラの加入を発表した。ドゥトラは26日の練習から合流している。
 
 ドゥトラは1988年生まれ(31歳)のブラジル国籍で、2008年に母国のサント・アンドレでプロキャリアをスタートし、10年シーズンに京都に加入。当時は"カカ2世"との呼び声も高かった。12年には鹿島へと移籍し、1シーズンのみの在籍だったが、リーグ27試合で8ゴールと活躍。その後はカタールやブラジルのクラブを渡り歩き、今夏にブラジルのコリンチャンスとの契約が切れ、フリーとなっていた。
 
 清水は北川航也がオーストリアのラピド・ウィーンへと移籍が決まっており、攻撃力の低下を防ぐため前線の補強に迫られていた。なお、清水は前線に同じブラジル人のドウグラスを擁しており、ドゥトラの加入で強力なブラジリアン・タッグが誕生することになりそうだ。
 
 清水の公式HPで掲載されたドゥトラのコメントは以下の通り。
 
「『日本でまたプレーできることを嬉しく思っていますし、清水エスパルスという大きなクラブに来られたことも非常に光栄に思っています。エスパルスができるだけ上位でシーズンを終えられるよう、たくさんのゴールを決めて貢献したいと思っています。よろしくお願いします』」
 また清水には、DF福森直也も大分トリニータから完全移籍で加入した。
 
 福森は、2015年に当時J2の大分でキャリアをスタートさせると、降格した翌年のJ3からチームとともにJ1の舞台までステップアップした。今季前半もJ1で快進撃を続ける大分で、最終ラインからのフィードを武器に、チームの攻撃的なスタイルを支えていたが、最近では今季から加入の三竿雄斗に出場機会を譲ることが増えていた。
 
 清水の公式HPで公開された福森のコメントは以下の通り。
 
『清水エスパルスサポーターの皆様、大分トリニータから来ました福森直也です。IAIスタジアム日本平で活躍する姿を1日でも早く見せられるように精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします』
 
構成●サッカーダイジェスト編集部
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