久保建英の立ち位置は? マドリーのドイツ遠征メンバー24人の最新序列

2019年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

補強が進んでいない中盤はコマ不足

マドリーのドイツ遠征メンバー24人の最新序列。(C)SOCCER DIGEST

 現地時間7月30日、レアル・マドリーは、アウディ・カップの準決勝でトッテナム・ホットスパーと対戦。翌31日には、バイエルン・ミュンヘン対フェネルバフチェの勝者または敗者とゲームを戦う。
 
 7月29日には、このドイツ・ミュンヘンで開催される大会に臨むメンバー24人が発表された。
 
 コパ・アメリカに出場し、合流したばかりのMFカゼミーロ、MFハメス・ロドリゲス、DFエデル・ミリタンをはじめ、移籍騒動に揺れているFWガレス・ベイル、故障中のFWルカ・ヨビッチ、MFマルコ・アセンシオ、MFブラヒム・ディアス、DFフェルラン・メンディ、GKティボー・クルトワらが外れ、FW久保建英やFWロドリゴなどカスティージャ(Bチーム)から6人が選ばれた。
 
 開幕まで3週間をきり、気になるのは各ポジションの序列だ。そこで、このドイツ遠征に参加する24人の立ち位置を整理した。
 
 ティボー・クルトワが左足首の怪我で離脱したGKは、ケイラー・ナバスが繰り上がりで正守護神を務める。2番手は、先のU-20ワールドカップでウクライナ初優勝の立役者となったアンドリー・ルニンだ。
 
 最終ラインは、お馴染みの顔触れ。右から、ダニエル・カルバハル、ラファエル・ヴァランヌ、セルヒオ・ラモス、マルセロが並ぶ。昨シーズンは一時的にセルヒオ・レギロン(ビジャレアルにレンタル中)に定位置を奪われたマルセロだが、新戦力フェルラン・メンディが本領を発揮する前に右太腿を痛めて出遅れたため、当面は安泰だろう。
 
 右SBは攻撃力のあるアルバロ・オドリオソラが、カルバハルにどこまで迫れるか。CBのヘスス・バジェホがウォルバーハンプトンにレンタルされ、怪我人も出るなか、最終ラインならどこでもソツなくこなすナチョの存在は心強い。
 
 中盤は、前述したようにカゼミーロが招集外となり、本職のアンカーが事実上不在。フェデリコ・バルベルデも合流したばかりのため、トニ・クロースが務めることになりそうだ。
 
 それに伴い、ルカ・モドリッチとともにインサイドハーフを務めるのは、イスコになるだろう。いずれにしても、ダニ・セバジョスとマルコス・ジョレンテを手放したうえ、補強が進んでいない中盤はコマ不足だ。
 

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