「そんなの初耳だよ」ドイツ紙が報じた香川真司のスペイン移籍。新天地と噂されるセルタ指揮官は…

2019年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「加入が迫っている」との報道もあるが…

セルタへの移籍が前進したと報じられた香川。念願のスペイン行きは実現するのか。 (C) Getty Images

 去就が注目されている香川真司の新天地は、スペイン1部のセルタになるのか。ドイツ紙『BILD』は、27日付けで「ドルトムントの香川はセルタへの加入が迫っている」と報じた。

 香川は、現在所属しているドルトムントとの契約を2020年6月末まで残しているが、リュシアン・ファーブル監督の下では出番に恵まれず、昨シーズンの後半は、トルコ1部のベジクタシュへ半年の期限付き移籍。公式戦14試合で4ゴール・2アシストという記録を残した。

 レンタルを終えてドルトムントに戻ったものの、香川はクラブを離れる意向で、ミヒャエル・ツォルクSDも「オファーさえあれば前向きに検討する」と発言している。

 ローン先だったベジクタシュが獲得に乗り出しているという報道もあったが、BILD紙によると、かねてからラ・リーガでのプレーを望んでいた香川は、新天地をスペインに絞って探していたようだ。

 一方、5月からセルタの指揮官に就任したフラン・エスクリバは現地27日に行なわれた会見で、地元TV局のレポーターから「移籍の噂がある香川についてどう考えているか?」と問われ、こう回答したという。

「我々がカガワに興味があるかどうか? 私はそうした情報について一切知らないし、クラブが彼に興味を持っていることも初耳だよ」

 果たして、スペイン移籍は現実するのか。その動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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