【ベルギーリーグ】伊東純也が開幕戦で1アシスト! ヘント久保裕也は2度のオフサイドで今季初ゴールが幻に…

2019年07月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

多くの日本人選手が先発

シーズン開幕戦でそれぞれ先発出場を果たした伊東(左上)、久保(左下)、遠藤(右)。(C) Getty Images,(C) STVV

 欧州リーグがプレシーズンの準備を進めるなか、一足早くベルギー1部のジュピラー・リーグが現地時間7月26日に開幕した。

 今季も日本人選手が多くプレーする同リーグの開幕戦を飾ったのは、昨冬にベルギーに渡った伊東純也の所属するヘンクがホームにコルトレークを迎えた一戦となった。

 伊東は昨シーズンに続いて"定位置"となった3トップの右で先発。ヘンクが1点を先制されてから、後半に入って同点に追いついた76分に今季初のアシストを記録している。

 セットプレーのチャンスに反応した伊東がDFふたりを引き連れて左サイドに飛び出し、競り合いながら折り返したボールを、直前に投入されたラニス・ハジが蹴り込んだ。このゴールが決勝点となり、2-1の勝利で開幕戦を勝利で飾っている。

 昨季は冨安健洋、鎌田大地ら実に6人もの日本人選手が所属し、目標に掲げていたプレーオフ1進出を目前にしながらも逃したシント=トロイデン(STVV)は、27日にムスクロンと対戦した。

 昨季から引き続いてチームに残った唯一の日本人選手、遠藤航がボランチで先発したが、0-1で敗れ、黒星スタートとなった。新加入組のGKシュミット・ダニエル、FW鈴木優磨は、合流したばかりということもあり、ベンチ外だった。

 さっそく"日本人対決"が実現したシャルルロワ対ヘントの試合では、森岡亮太(トップ下)と久保裕也(3トップの一角)がそれぞれ先発した。

 一進一退の膠着状態が続いた50分、久保が仲間のアシストに体ごと突っ込んでネットを揺らしたが、オフサイドの判定で"幻のゴール"に。57分にヘントがセットプレーから1点を先制してリードし、その後、66分には再び久保が仲間との連係でゴールを決めるが、こちらもオフサイドにより、今季初ゴールは認められなかった。試合は89分にシャルルロワが1点を返し、1-1のドローに終わっている。

 さらに、セルクル・ブルージュに所属する植田直道は、ホームに強豪スタンダール・リエージュを迎えた一戦でCBとして先発。0-2で敗れている。オイペンの豊川雄太はホームにアントワープを迎えて先発したが、1-4で敗れ、勝利に貢献することはできなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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