「久保建英とロドリゴはトップチームに入り込むか?」 スペイン紙の緊急アンケートに10万人超が回答。その答えは?

2019年07月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

アセンシオ離脱により若手の奮起が期待されている

ファンも久保の存在を少しずつ認め始めている。今季中にトップチーム昇格も夢ではない? (C) Getty Images

 レアル・マドリーは現地時間7月24日、前日のアーセナルとの親善試合で負傷したマルコ・アセンシオが、左ひざ前十字じん帯及び外側半月板の損傷で手術を受けると発表した。

 スペイン紙『MARCA』によると、アセンシオは約9カ月の長期離脱となる見込みだという。チームを率いるジネディーヌ・ジダン監督にとっては大きな痛手だ。そのため、今後のチーム編成への影響が注目されている。

 同紙によれば、アセンシオ離脱の余波は想定されるものの、ジダン監督が構想外を明言したガレス・ベイルについては、放出の方針で変わらないと伝えた。

 ちなみに、同じく去就が注目されているイスコやハメス・ロドリゲス、ブラヒム・ディアスについては、残留の可能性が出てきたとしている。また、ヴィニシウス・ジュニオールの出場機会が増えることも予想されているようだ。

 そんななか、「アセンシオ離脱が若手のチャンスにつながるかどうかも注目である」と指摘しているのだ。

 "若手"の中でも、特に熱視線を注がれているのが、ロドリゴと久保建英の18歳コンビだ。ただし、あくまで両選手は第一候補ではなく「さらなる選択肢」だとされ、外国人枠の問題があると指摘されている。クラブとしては、まずフェデリコ・バルベルデのスペイン・パスポート取得を待つことを優先するという。。

 こうしたクラブの動きに反応したのがマドリディスタだ。同紙は読者を対象にしたアンケートを実施したところ、ベイルについては、64%と半数以上のサポーターが「残留すべきではない」と回答。一方、イスコは72%、ハメスは54%、ブラヒムは72%が残留を支持された。また、「ヴィニシウスをレギュラーにすべきか」という質問には、65%がイエスと答えている。

 さらに、バルベルデのパスポート取得を前提に、「久保とロドリゴがトップチームに入り込む余地があるか?」との質問には、10万人超のユーザーが回答。そのうち59%が「両選手にその余地がある」を選択した。ちなみに、「どちらにもない」は16%、「ロドリゴのみ」は13%、「久保のみ」は12%と大差をつけており、大半のサポーターが18歳コンビに期待を寄せている様子が窺える結果となった。

 いずれにしても、アセンシオの離脱が、ジダン監督と首脳陣の構想に影響を及ぼすことは確かだろう。マドリーの今後の動きが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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