日本と南米のカップ戦覇者が激突!湘南とブラジルの強豪A・パラナエンセの「王座決定戦」が8月7日に開催!

2019年07月24日 サッカーダイジェスト編集部

カップ戦を制した両軍が王座を懸け一騎打ち!

会見に登場した(左から)杉岡大暉、須原清貴氏、曺貴裁監督。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 8月7日(水)に開催される「JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦 2019 KANAGAWA」の記者会見が、7月24日(水)、試合会場となるShonan BMWスタジアム平塚で行なわれた。

 2018シーズンのルヴァンカップ王者である湘南ベルマーレと、南米10か国のクラブが覇権を争うCONMEBOLスダメリカーナを制したブラジルの古豪アトレチコ・パラナエンセが、一発勝負で王座を争う一戦だ。

 会見には日本サッカー協会専務理事の須原清貴氏、湘南ベルマーレの曺貴裁監督とDF杉岡大暉の3人が登壇。須原氏は、次のようにコメントした。

「先月サムライブルー(日本代表)はブラジルの地でコパ・アメリカに参戦させていただき、強豪相手に目を見張るすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。その大会の開催国であったブラジルのアトレチコ・パラナエンセの選手たちは、その時の日本のイメージを持って乗り込んできてくれるものと期待しています。

 南米のチャンピオンとの一戦は、Jのクラブの真価が問われるひとつの試金石であると捉えており、世界における日本のサッカー、Jリーグのサッカーの現時点でのポジショニングをしっかりと見られる大会であると自負しています」

 そして、湘南ベルマーレには、「この国を代表して、このJリーグが持っている実力を存分に見せていただきたい」とエールを送った。
 
 また、記者会見場には多くの報道陣が集まり、曺監督は「普段の試合の2倍も3倍ものエネルギーで皆さんがこちらのほうに注目されているのかなと感じます。Jリーグの試合とは意味合いが違う、ひとつの"日本を代表する"試合であることを改めて感じました」と引き締まった表情を見せ、こう続けた。

「(相手は)ものすごく勝負にこだわって、全身全霊を尽くす姿勢でくるのはわかっています。自分たちも正々堂々とフェアプレーをして、彼らを負かせる、勝っていけるような試合にしたい。この試合をきっかけに、残りのリーグ戦もさらにステップを踏めるようにやっていきたい」

 そして、コパ・アメリカでは3試合にフル出場し、昨季のルヴァンカップ決勝で優勝決定弾を挙げて大会MVPに輝いた杉岡は、「湘南ベルマーレとして、主要な国際大会を戦えるのはすごく楽しみ。タイトルを獲りたいという気持ちでいっぱいです」と意気込んだ。

 また、南米のクラブと戦うことについては、こう語っている。

「コパ・アメリカで南米ならではのやりにくさだったり、テクニカルなところを経験できた部分もあるので、またひと回り成長できるチャンスだと思う。南米のクラブと戦うのは初めての経験ですが、僕たちみたいにはっきりしたスタイルがあるチームだと思うし、そういうチームと戦えることを嬉しく思います。チームメイトと一丸となって頑張りたいです」

 湘南がブラジルの強豪を相手にどんなサッカーを見せるのか。真夏の夜に注目の一戦が幕を開ける。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【JリーグYBCルヴァンカップ/CONMEBOLスダメリカーナ 王者決定戦】
開催日時:2019年8月7日(水)19:00キックオフ(予定)
開催地:Shonan BMWスタジアム平塚
テレビ放送:スカパー!にて18:50から生中継(予定)
※チケットはJFAにて発売中
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